べっぴんさん!!

マイライフオオニワさんで行われている、ケイミュー株式会社営業企画部の蓑田哲男講師による「工務店研修」第4回目を受けてきました。

どんな質問にも答えてくれる凄い先生です!!

この研修は「経営・経済」をテーマに絞り込んで、映像を使いながらたいへんわかりやすい内容になっていて、私もこの研修に参加してから、回を重ねるごとに経営や経済がおもしろくなって、どんどんいろんなことに興味が湧いてきております。お話しは経済から歴史の話しまで幅広い分野に跨っておりますので、終わった後はさすがに頭が混乱しますが、自分で物事を考えようとする意識が芽生えてとても楽しいのです。本当に蓑田先生の博識には感服いたします・・・さて今日のお話は・・・

ノーブランドがブランドに勝つ!!

世の中が効率を追い求めて、利益追求の商売をするうちに失われていくものがあります。それは伝統の技術であったり、独自性の表現であったりするもの。やると七面倒くさい効率の悪い手作業等の仕事です。しかし今時代が変わりつつあります。デフレで疲弊した経済の中、ちょこまかお金を使うことはなくなりましたが、それでも自分が気に入った本物に対してはこだわりたいというお客さんが増えてきました。情報もたくさん仕入れることのできる現代、自分しか持たない「べっぴんさん」(自分にとっての一点もの)を求めています。

南部鉄瓶
気の遠くなるような手作業での工程です・・・

住宅でも画一的な大手ハウスメーカーの家じゃなく、手作りに特化した昔ながらの技法で造った家や古民家も見直されています。ただ、いいものを造っていても人々に伝えていないと気付かれません。大手のような宣伝力がなければ今までは難しかったのですが、今はインターネットがあります。今回の講義でもそれらの実例も多くでてきました。今流行りのPPAP「ピコ太郎」の話しも出てきました。今後は仕事の内容や情報発信も含めて、「ホームメード」がカギを握っているようです・・・

牧園のマイライフオオニワさんに行く途中にある、木造100年駅舎の肥薩線嘉例川駅を覗いてきました。

木造の100年駅舎 肥薩線の嘉例川駅

やはり木造は風情がありますね~。なんでもここで休日のみに売られている駅弁は2年連続で九州一になったこともありましたよ。私は食べたことがないのですが、地元のお母さんたちが作ったガネ(いもや野菜のてんぷら)や煮しめなど鹿児島の田舎ならではの郷土料理が詰まった弁当で、ほんとうにヘルシーなものでしたので、若い女性群に人気があったもようです。平日は無人駅です・・・

今日の蓑田先生の話しも、期待を裏切らずに楽しくて、ためになる内容でした。

今日もお話しが聞けて良かったです。

今日もいい1日でした   ありがとうございます。

内部の大規模リフォームをした住宅です。

 

営業マンにどんな質問をすれば本当のことが分かるかについてです

 

ちょっと面白い質問があります。

見学会に行くと、そこには営業マンがいますよね。

では、その営業マンに何を質問したらいいか?

「この家の問題点を敢えてあげるとしたら何でしょう?」

こんな質問をしてください。

その答えが、

「ありません」

だとすると、その営業マンは信用できません。

相手にしてはいけない人です。

逆に、良い点だけでなくデメリットも話してくれる人は信頼は出来ます。

それは、住宅展示場でも同じです。

実際、正直な人はなかなか居ませんけどね。

次の質問です。

もし子ども部屋を作るとしたら、どこに配置すればいいか?

マンションなどでよくあるのが、玄関に隣接した部屋。

一軒家だと、玄関脇に階段があって、2階にあがるとすぐの部屋。

このような間取りでは、子どもが帰ってきたかどうか、居るかどうかも分かりません。

子どもが非行に走る要因のひとつです。

だから、親の目の届くところ、気配が感じられる所に

子ども部屋を設けてください。

家に使う木材は、南側よりも環境の厳しい北側で育ったほうが硬くて丈夫です。

人間も自然界の一部です。

北向きの部屋の方が、集中力や根気強さなど、色んな面で優れています。

ですから、もし、子ども部屋を作るのであれば、北側。

ちなみに、昔、跡取りの部屋は、南に面した部屋ではなく北側に取ってました。

それから、全体の間取りですが、家族が中心になるように子ども部屋も配置してください。

そして、遊びの空間も取り入れてください。

廊下や縁側のような場所です。

そういうところで走り回ったり、かくれんぼしたり。

一見無駄なようなんですけども、それがゆとりを生みます。

ですから、そういうのも予算の許す限りで考慮してくださいね。

次に、子どもさんの為にどうしても考えてほしい問題があります。

照明・・・特に蛍光灯についてです。

蛍光灯の光は、身体に害を及ぼしてます。

蛍光灯は、日中の明かりを再現したものです。

昼の光なんです。

もし、寝室の照明が蛍光灯だと、脳は常に昼間だと意識しています。

だから、電気を消してもすぐには寝れません。

ちなみに、オーリングテストでも、蛍光灯は良くありません。

そこでお勧めなのが、夕方の灯りを再現した白熱灯です。

白熱灯は体に優しいので、すんなり眠れるようになります。

しかし残念ながら、その白熱灯は製造中止になります。

そのかわり、LED照明が登場してきました。

LED照明には、いろいろな色があります。

高いですが、これからの照明器具としてはお勧めです。

つづく・・・