ひとは一人では生きられない・・・

宇宙船スターシップアバロンは地球から120年の距離にある植民惑星に人々を冬眠状態にして移送中、その睡眠ポッドの2つが機能不全となってしまいます。
その結果、睡眠ポッドが早く開き目が覚めた2人は、目的地まであと90年もの歳月を残し、宇宙船中に閉じ込められることに・・・
その2人とは、ニューヨーク出身のジャーナリスト、オーロラとデンバー出身で機械技師のジム・プレストン。彼らは期限前に目覚めさせた原因が機能不全だけではないことに気がつくのです。
解決の道を探ろうとしているうちにいつしかお互いに惹かれるようになっていく2人。しかし、彼らの前にさらに大きな困難が立ちはだかるのでした・・・

これは私が先日観た「パッセンジャー」という映画の内容の一部です。

詳しくは書くことができませんが、この映画で感じたことは、「ひとは一人では生きられない」ということでした。

今回、職人起業塾での接遇コミュニケーション講座を受けた時、存在認知の刺激の一単位である「ストローク」の重要性を習いましたが、人間はストロークがなくなると存在意義が見出せなくなって、心が崩壊してしまうとのことでした。まさしく先出の映画はそこの葛藤と苦悩、本当の幸せとは?を問いかけた映画ではなかったかなと思うことでした・・・

今回2日間かけて行われている「接遇コミュニケーション講座」。世間では技術やテクニックも大切ですが、1:9の割合で、人と人との関わり合いが大半を占めております。

接遇とは、相手に敬意を持ってもてなす表現のこと

人は誰でも大切に扱われたいという基本的欲求を持っていますので、迅速に仕事の目的を達するためには、相手の気持ちを汲むことが重要でありますし、気づきを共有できる職場の空気が良くなることで、また危機管理も徹底されるようになります。

人間関係を円滑にするためには当たり前のことではありますが、中々このように理論立てて学ぶ機会はありません。そういう意味でも、相手の立場に立ち考えるという、この接遇の基本を学べるということは、今後本当に重要になってくると思います。

弊社の大工も一所懸命学んでいます!!

私どもの大工3名も、慣れない挨拶の仕方や電話応対のロールプレーに四苦八苦しながらも一所懸命学んでおりました。しかし2日目の終盤になった頃には、姿勢も良くなり、はっきりした言葉で、発表ができるようになっておりました。やはりどんな人にも本来は素晴らしい力が宿っており、それを訓練し、経験を積むことによりしっかり表現できるようになるのだと、実感することでした。

素敵な横山桂子先生のご指導で、皆自信に漲った笑顔です!!

横山桂子先生、2日間素晴らしいご指導をありがとうございました。次回8月に来られる時まで、今回学んだことをしっかり身につけられるように、努めたいと思います!!