昔の日本人は「色は匂えど散りぬるを」(いろはにほへとちりぬるを)と歌いました。現代の言葉に置き換えると、花は美しく香り高く咲いてもいつかは散ってしまうということです・・・
「桜は儚いからこそ美しい」とよく聞きますが、たくさんの人たちが桜の木のもとに集う光景を見ると、やがて散ってしまう花の姿に“諸行無常”(この世のものは、常に変化し、変わらないものはないという意味)を重ねるのは、遠い昔も現代も変わらないのでしょう・・・
今日、フィギュアスケート界を牽引してきた浅田真央さんが、現役を引退しました。真央さんの力強くて華やかなスケーティングと、性格がにじみ出ている愛くるしい笑顔や姿に世界中のひとが元気をもらったと思います。始めたらいつかは終わらなければなりません。ソチ五輪のフリーは伝説になって燦然と輝くことでしょう・・・
桜は儚いといっても、次の年はまた同じ花を咲かせますが、人は毎回同じ花を咲かせることはできません。植物は本能で、人間は心で生きていますので、常に生長が求められます。真央さんもフィギュアスケーターとして毎回成長を求められていましたが、身体的には必ず限界が来ます。ただフィギュアスケートを通して生長した魂は更に上を目指しますので、これからの真央さんは新しい世界で必ず新たな花を咲かすことでしょう。これからのご活躍をお祈り申し上げます。
つづきです・・・
では、ストレスや不満、生活の変化を簡単に話しますね。
【メンテナンス】
住まいにとってのメンテナンスは、私たち人間の健康診断のようなものです。
適切な時期に適切な修繕を行うことが大切。
住まいの経年変化を受け入れ、すぐに新しいものに取り換えるだけではなく
手入れをし修繕を行うことで、愛着ある住まいを育てていくことができます。
それは、病気と同様、早めに対処する、もしくは予防することです。
【ライフステージの変化】
ライフステージの変化とともに、何を最優先するかも変わってきます。
たとえば、
(子育て中心→子どもが独立し夫婦二人の時間の充実→
定年後のセカンドライフ)
こんな風に変化するとします。
子育て中心の時期には、何より家族団らんの時間が大切ですね。
子供部屋が必要になり、子どもの成長によって子供部屋の機能も変化します。
子どもが成長し独立すると、夫婦二人の時間や
夫婦各々の時間が充実してきます。
子ども部屋が空き部屋になり、納戸や夫婦の趣味の部屋や
ゲストルームに変わります。
定年後は、さらに夫婦二人の時間、夫婦各々の時間がより充実します。
少しずつ肉体的な衰えとともに生活も大きく変わるでしょう。
孫と過ごす時間も加わるかもしれませんね。
つづく・・・