世の役に立つ人になろう・・・!!

最近森友学園問題で話題になった「教育勅語」を皆さんはどうお感じになりますか?どうしても戦前の軍国主義の遺産のように聞こえて、違和感を覚える方が多いと思います。内容はごく当たり前のことが書いてあるので良いと思うのですが、どうしてもイメージが悪いですよね。では福澤諭吉の「学問のすゝめ」に関してはいかがでしょう。「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」。こちらだったら誰もがまったく違和感もなく受け取れると思います。

有名な写真ですね!!

そんな福澤諭吉の「学問のすゝめ」ですが、実はこの書の下敷きになった書物があったのでした。その書は「実語教」呼ばれていて鎌倉時代から明治時代までの約千年間使われていました。内容は、人間が世の中で生きていく上で欠かせない大切な智慧が詰まったもので、学びの大切さ、両親・先生・目上の人への礼儀、兄弟・友達・後輩との付き合い方などについてやさしく説かれています。この書は「日本人千年の教科書」と呼ばれているようです・・・きっと「教育勅語」の元にもなったのではないでしょうか。

この日本人千年の教科書から、言葉を取り出します・・・

山高きが故に貴からず。樹有るを以て貴しとす。」(山は高いからといって価値があるわけではありません。そこに樹があるからこそ価値が出てくるのです)

どんなに優秀で素晴らしい能力の持ち主でも、それを世の中のために役立つように使うところに、初めて価値が生まれるのだということです。

ひとは不思議と自分の得になることだけを考えて勉強しても、あまりやる気は湧いてきませんが、世の中の役に立つ仕事をしたいという目標と立てると、勉強する意欲が湧いてきます。人間は誰でも、「世の中の役に立ちたい」という気持ちを心のどこかに秘めているんですよね~。この教科書シンプルですがたいへん奥が深いので、いろんな場面で抜粋してみたいと思います。

また良い本に出会いました。 ありがとうございます!!

つづきです・・・

昔の内装材は防火性や難燃性がなく、可燃性の高い建材が

多く使用されていました。

壁や天井の下地にベニヤ板を貼って、難燃処理をしていない

ムクの木材を仕上げに使っていることもあります。

今の下地材は燃えにくいプラスターボードといわれる石膏ボードが主流です。

リフォームの際は下地ごと張替えがお勧めですね。

それから、電気・ガス製品などの火種となりやすい設備機器は

安全性の高いものを使用することです。

特に、旧式のストーブ・給湯器は気をつけてください。

「早期発見」と「初期消火」の重要性

最近の住宅は断熱性・防音性・また密閉性により

音や匂いが外に漏れにくいんです。

部屋から部屋への火災の広がりを防ぐという大きな効果がある反面、

火災が発生していても気づかないという欠点があります。

住宅火災による死者の約6割が火災に気づかず“逃げ遅れ”によるもの。

「早期発見」と「初期消火」の重要性がうかがえます。

この状況を防ぐためには、火災報知機やスプリンクラー

などの防火対策が重要になってきます。

最後に、火災の発生原因として見過ごすことができない

”放火”について考えましょう。

いくら気をつけていても防ぎきれないものかもしれません。

しかし、調べてみると“放火されやすい家”というのがあるようです。

人通りが少なく、街灯も少ない地域。

新聞受けに郵便物がたまっていたり、玄関周りや庭が

雑然としていて可燃物が置き去りにされている。

それを放火犯は見逃さないのです。

これって、放火犯だけに言えることではありませんね。

次にお話する侵入犯(特に空き巣など)にも言えることではありませんか?

放火への備えは、実は他の犯罪被害を防ぐこととも

大きくかかわっているんです。

消防庁でも放火火災に対する危険度を自分でチェック

できる評価シートを作成しています。

防火火災に対する危険度チェック(pdf)
↓  ↓  ↓
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi1701/hokakasai-b.pdf

ぜひ自己診断してみてください。

つづく・・・