「おかげさまです」本当の意味とは・・・

先日運転していたら、止まった信号で前の自動車の窓から、タバコの吸い殻が投げ出されたのでした。「おいおい、そんなの車内で処理せんか!!」とても腹が立ちましたが、腹立ち損なので、気持ちを抑えて帰りました・・・

タバコのポイ捨てをするぐらいなら、吸わないでください!!お願いします!!

人に迷惑をかけてはいけないよ!!子どもを叱るとき、よく言う言葉です。自分自身も常に人の迷惑にならないようにしなければと思っています。しかし、ちょっと待って!人は本当に誰にも迷惑かけずに生きていくことができるのか?いや無理だ。なにかしら人とかかわらなければ実際、生活することもままならないじゃありませんか!”ひとは一人では生きていけない”それが現実です・・・

浄土真宗本願寺派僧侶で、空手の指導者で作家の向谷匡史さんの、子供に語りかけるような文章に目が留まりました・・・

――「あなたの身勝手で私に迷惑をかけないでください。そのかわり、私もあなたに迷惑をかけませんから」。これが、社会生活の基本です。

「私は僧籍を得て仏法を学ぶなかで考えが変わってきました。人に迷惑をかけてはいけないのは当然ですが、『私たちは人に迷惑をかけなければ生きていけない存在である』ということに目を見開かされたからです。“迷惑”というのは、直接的な被害にとどまらず、周囲の手助けやお世話によって生かされているということです。」(向谷さん)

「つぎのような発言をする人を見かけることがあります。『私の自慢は、誰にも迷惑をかけてこなかったことだ』と。しかし、『迷惑をかけていない』と考えている、そのこと自体が傲慢と言っていいでしょう。」(向谷さん)

“おかげさま”の本当の意味は

自分ひとりだけで生きていると思ってはいけない。みんなのお陰だと感謝して、自分自身もみんなのために力になってあげることが大切です。“迷惑をかけちゃいけない”ということの本当の意味は、“迷惑をかけていることを忘れてはいけないよ”ということなんですね!!

「私たちは日常の挨拶で“お陰さま”という言葉をつかいます。『陰』は神仏などの陰のことを言い、その庇護を受ける意味として用いられますが、仏教の視点から言えば『木陰』のことをさします。肌を焦がす真夏の日差しも、木陰の下に入れば凉しくなります。このとき木は、人々が涼をとるために陰をつくってくれているわけではありません。」それでも「木」にありがとうと感謝する。そのことが大切なのです・・・(向谷さん)

どうしても人の行いに一喜一憂してしまいますが、それがまた反面教師として、自分に何かを教授してくれるものだと思えば、今回の出来事ひとつにしても、「おかげさま」ということになりますね!!また勉強させていただきました。 ありがとうございます!!

つづきです・・・

○タイル貼り

タイル自体の耐久性はかなり高いです。

しかし、下地の変形や、下地の付着力が弱くなった場合に

起こるタイルの割れがあります。

下地の変形の原因を修理せず張り替えるとまた割れが

生じる可能性があります。

原因をよく調べ、対策した上で張り替えましょう。

タイル下地の付着力は、タイルの表面を叩いてみると

浮いている感じがわかるので、時々確認してください。

タイルが脱落すると危険です。
○コンクリート打ち放し

汚れやコケの発生があります。

汚れを防ぐには、撥水剤を数年毎に塗り直すことです。

コンクリートはアルカリ性です。

しかし外気の影響などで中性となり、内部の鉄筋が錆びてしまいます。

ひび割れがあるとその部分だけ早く進んでしまいます。

厚紙が入る程度のひび割れを発見したら、早期の修繕が必要です。

中性化した部分をアルカリ性に戻す処理を行う必要があります。

鉄筋の腐食が進み破損している場合は、破損部分を削り取り、

鉄筋を補強後コンクリートを補修します。

つづく・・・