自然界はいつでも「アンビリーバボー!!」

まるでガラス細工!!濡れると花びらが透明に変化するサンカヨウ(山荷葉)随分前に化粧品のコマーシャルにも流れていたような記憶があります・・・

世界的にみると珍しい特徴を持つ、真っ白いお花のサンカヨウ。雨や、朝露で花びらに水が触れると、魔法を掛けられたように、真っ白の花びらは透き通った透明に変化します。その様はまるでガラス細工のようです。しかし、花びらの水分乾燥すると元の白い花びらに戻っていくのです・・・

なんとも神秘的です!ガラス細工の花のようです。
サンカヨウは、原産国が日本・サハリンで、日本に自生するメギ科の多年草です。北海道から本州中部の山地の湿地に生えています。中央に切れ込みがあり、縁がギザギザした大きな葉っぱを茂らせ、5~7月に白い花を咲かせます。花の直径は2cmほどで、花びらは6枚ほど付いています。花は散りやすいことから、開花期であっても花を見ることがむずかしく、愛好家がたくさんいるそうです。花後には、ブルーベリーのような甘い実を付け、食べることもできます。わたしも登山をしておりましたが、ぜんぜん知りませんでした。まあ山野草に興味がなかったので当たり前ですが・・・(笑)ただ東京で山登りしている時に知っていれば、是非見てみたい花ではありますね!!

濡れていない時は白い花です。これでも可憐で美しいです!!花言葉は「親愛の情」

自然界には人智を超えた現象はいくらでもあります。植物や木材などの素晴らしい特性を活かしたり、ヒントにしたりしながら、人間は現在、自分達に便利で快適な製品を作っている訳ですよね・・・葉っぱのもの凄い撥水効果や木材の調湿効果など。これからもっと研究されてすごい製品が開発されるかもしれません。もしかしたら、サンカヨウの白い花びらが透明に変わる原理を活かした、ビックリするような製品も開発されるかもしれませんよ~(笑)

人間と同じで、植物の花びらや葉脈も、どれひとつとして同じものはありません。つまり自然界すべてのものが唯一無二の存在であるわけです。今人間のエゴで、自然界の動植物の一部が絶滅状態に追い込まれていますが、このように人間は今まで、自然界から与えられるだけ、もらいっきりの生き方をしてきました。こんなに美しい花を世の中から消さないためにも、自らのエゴを抑えて、もっともっと自然を労わるよう努めなければいけないと、この天使のような花の存在を知ったことで改めて感じることができました。今日もいい1日でしたありがとうございます!!

 

高気密・高断熱以外の省エネリフォームとは?

・自然を利用する
まず太陽エネルギーです。太陽の光エネルギーを直接電気に変える太陽光発電。太陽の熱エネルギーを給湯や冷暖房に使う太陽熱利用。太陽エネルギーは無償で手に入り、環境にもやさしい素晴らしいエネルギーです。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、地熱エネルギーというものもあります。地中5~6メートルには1年を通して17度前後と安定した、夏も冬も利用可能な地熱エネルギーが無限にあります。

例えばこんな経験はありませんか?

井戸水を触ると、夏は冷たく、冬は暖かく感じます。井戸水も地中と同じ、1年中17度前後なのです。気温が変わるのでそのように感じられるんですね。夏は30~35度にもなる外気を地熱回収装置に送り、地中温度を利用して冷やし、住宅に涼しい空気を提供します。

冬はその逆。地熱エネルギーの特徴は、クリーンであること。地面の熱を利用しているので燃料がいらないこと。安定していること。この3点で、これから活用が期待されているエネルギーなんです。

それから、風の力を利用して電気を起こす風力発電。太陽の恵みを受けた植物をさまざまな燃料に変えて利用するバイオマス燃料製造。などがあります。