何よりも「明るさ」が大切です・・・

明るい雰囲気を求めて 人も物も集り来(きた)る・・・明るい銀座街頭に人が集るように、また昆虫が灯(ともしび)を追って集ってくるように、明るいところに生物も人間も集ることをよろこぶのである。事業または商売の繁栄をきたすのでも、明るい希望にみちた活気ある雰囲気をその従業員がもつということが必要なのである。(谷口雅春著『新版 生活の智慧365章』より)

明るいことはいいことだ!!

ひとは暗いところは好きではありません。暗い裏路地よりも明るい大通りを好みます。虫ですら外灯の元に集まってきます。基本生き物は、皆明るい処に集まるという法則が成り立っているということです。家庭で喧嘩が絶えなくて、いつも暗い雰囲気であると、子供は家に居たくなくなります。結局家に帰りたくなくなりますが、夜になるとやはり、コンビニやネオンのある街に集まります。また普通のひとでも、明かりのついた家に帰るとホッとします。われわれは皆明るさを求めているのです・・・

世知辛い世の中だ!不況で先が見えず暗い!と嘆くひとは多いですが、それは自分の思い込みです。環境に自分が支配されているのです。暗い言葉は暗い現象を引き寄せます。言葉を変えましょう。明るい言葉が自分の雰囲気を明るくします。自分のこころが明るくなれば、自然と穏やかな明るい雰囲気が醸し出されてきます。そしていつの間にか人が集まってきます。物も集まってきます。運も集まってきます。「自分が明るくなれば、世の中も明るくなる」自分の人生の主人公は私自身です。自分が環境を支配いたしましょう!!ありがとうございます!!

最後に環境。

昔と違って、今はシステムキッチンや食洗機など、高性能な設備機器があります。また、収納も機能性のあり充実しています。ついつい素敵で便利な最新の機器に夢中になってしまいがち。でも、家事をする時間って想像よりも長いんですよね。

ですから、冬の寒い朝や真夏の蒸し暑い夕方に、快適に家事ができるかどうかっていうことも重要。かと言って、キッチンだけに、わざわざ床暖房やエアコンを付けなくてもいいんです。足にやさしくあたたかい床材を使うとか、風通しの工夫ができます。

また、収納スペースが大きくとれないなら、隠す工夫をすることですっきりします。つまり、居心地が良いかどうかで、ストレスの感じ方も変わってくるんです。家事のやり方は人によって、年齢に従って、変わってきます。どんな環境を居心地良く感じるかも人それぞれ。でも、ちょっとした工夫で、家事ストレスは確実に減ります。

では、みなさんの不満をチェックしてみましょう。

【こんなストレス感じてませんか?】

□ 狭くて動きにくい

□ 暗くて寒い

□ 朝から電気をつけなければならない

□ 閉鎖感を感じる

□ 日当たりが良すぎていつも暑い

□ 風通しが悪くていつもジメジメしている

□ 窓を開けるとガスコンロの火が消えてしまい危ない

□ 住宅設備(換気扇・給湯器・コンロなど)に不具合がある

□ 住宅設備が古く使いづらい

□ レンジフードに付いている換気扇のスイッチに手が届かない

□ 調理台やシンクの高さが合わないので腰が痛い・肩がこる

□ シンクが錆びていて恥ずかしい

□ 収納が足りない

□ 大型の収納スペースがあるが、奥に何があるのか見えないので使いにくい

□ 吊り戸棚は高すぎて踏み台がないと使えず、面倒

□ 床下収納がカビ臭くて使えない

□ 作業中、子どもの様子が見られないので心配

□ 家電製品が増えたので、使用中ブレーカーがよく落ちる

□ お風呂で大量にお湯を使っていると、他でお湯の出が悪くなる

□ 洗い終わった洗濯物を干すため、階段を上がらなければならないのが不便

□ 蛇口が固く、きちんと締まらない

□ 何度お掃除しても排水溝から匂いが上がってきて臭い

□ 掃除機を取り出すとき、ホースが棚に引っかかる

□ コンセントが必要な場所になく、差し替えが面倒

□ 照明のスイッチが必要な場所になく不便

□ 将来のために付けた手すりが掃除のとき邪魔になる

□ 畳の目やフローリングの隙間の掃除が大変

□ 水はねで床やクロスにすぐシミができるのが嫌

□ 庭の草抜きが大変

□ 階段が急すぎて危ない

□ 階段に手すりがなく、危ない

□ 階段が暗くて危ない

□ ドアが勝手にします

□ ドアが開け締めしにくい

□ ドアとドアがぶつかりそうな所があって危ない

□ 引き戸が重すぎて開け閉めが大変