泣こかい 跳ぼかい 泣こよっか ひっ跳べ!!

泣こかい 跳ぼかい 泣こよっか ひっ跳べ

鹿児島のことわざで最も好きな言葉です。

進めばこの世の地獄、進まざれば我が身の破滅。ならば進もう、神々のいる処へ。賽は投げられた」これはルビコン川を渡る一世一代の賭けに出た、古代ローマの英雄カエサル(ジュリアス・シーザー)の言葉です。このような古今東西の英雄でなくても、私たちはいろんな決断の場面に遭遇するものです。深く思い悩むこと自体は悪いことではありませんが、いたずらにためらい堂々めぐりを繰り返すのでは、結論の先延ばしに過ぎません・・・

消極的な気持ちが、できない理由ややりたくない言い訳を探そうとしてしまいますが、もっとどうしたらできるかと前向きな考えに切り替えることも大切です。まずは挑戦してみて、失敗したとしても、何もしないで時を過ごすよりも断然、次なるステップに進むための大いなる収穫になります。そしてその貴重な教訓が自分の人生に必ずプラスになります。そんな無益なためらいを戒めるために鹿児島の先人たちは、「泣こよか ひっ跳べ」と教えられたのでしょうね~いにしえの人たちの言葉は、さりげなく重い言葉が多いです。この言葉も方言がとてもかわいらしい響きですが、真理です!!本当に良い言葉ですありがとうございます!!

【 追加や変更のリスクとは 】
新築工事が進んでいくと、図面の段階では感じなかった要望や不満が出てくることがあります。そのため、工事が始まってから変更や追加を依頼する人がいます。このとき、最初の打ち合わせのように綿密にするのではなく、口頭でのやりとりをするとトラブルのもとになります。

・お互いの解釈のズレに気付きにくい

・工期が延びる

・人件費や材料費などの追加費用が発生する

といったことが原因になるトラブルは少なくありません。

これらのトラブルが起きる理由の多くは、説明不足と理解不足です。

それを予防するには、

・妥協をせずに時間を掛けて打ち合わせる

・その都度書面に残す

などの手間が欠かせません。

ところで、図面には、基本となる設計図の他に、より詳細に(材料や仕様や性能など)表現する図面があります。

建物の基礎や床、軸組みや屋根などの構造の詳細。

給水や排水、ガス配管の状態や仕様。

電気の配線やコンセント、照明などの電気設備。

冷暖房や換気などの空調設備・・・。

それらが詳細に記されたものが実施設計図です。

これらは「この図面の内容で契約します」

という意味を込めて契約書に添付されます。

契約書に添付されるということは、それだけ大きな意味を持つということです。

変更や追加によるリスクを避けるためにも、入念に打ち合わせしたいですね。