敵となる人こそはわが師匠ぞと思ひ・・・

敵となる人こそはわが師匠ぞと思ひかへして身をもたしなめ

(島津日新公 「いろは歌」)

~自分の敵となる人は憎むべき人であろうが、よく考えてみると、自分に油断をさせず、刺激を与え、自分を磨いてくれる。敵こそが自分の師匠であると思い直して、我が身を慎みましょう~

自分の敵になる人は、当然憎い存在ですから、十分警戒しなければならない相手ではありますが、どのような人でも学ぶべき面があるもの。心にゆとりをもって学ぶべき点をよく見極めて自分に取り入れ、また反面教師として自分の生き方を改め向上してゆくことも大切だということです・・・

私の座右の銘に「我以外皆我師也」がありますが、いにしえの言葉は真理です。世界中のすべての方がこんな心持ちになれるのであれば、きっと世界中から戦争もなくなるでしょう。恨み憎しみは募っても、これをどこかで断ち切らない限りエンドレスです。仏教用語でいう「無間地獄」状態です。ひとりひとりの心の状態が現象界に現れると云われますので、まずは自分から「人を憎まず、恨まず、嫌わず」を心がけて、人から学べるようになっていきたいと改めて感じることでした。今日も良い学びを得ました。 ありがとうございます!!

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┃ 「 住まいの暑さ対策で熱中症を防ごう 」
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■昨年の状況
厚生労働省のまとめによると、

昨年7月1日から8月31日の間、

熱中症で入院した患者は969人です。
発症時間は、

・日中・・・83.6%

・夜間・・・16.1%
発生場所は、

・屋内・・・49.1%

・屋外(日なた)・・・45.7%

・屋外(日陰)・・・3.4%
年齢別では

・0~10歳・・・10人

・11~21歳・・・82人

・21~30歳・・・34人

・31歳~40歳・・・51人

・41歳~50歳・・・61人

・51歳~60歳・・・93人

・61歳~70歳・・・137人

・71歳~80歳・・・220人

・81歳~90歳・・・241人

・91歳以上・・・35人

・不詳・・・5人

となっています。

■住まいの暑さ対策を
高齢の熱中症患者が多いのは

・のどの渇きを感じにくいので水分不足になりやすい

・断熱改修したくても予算がない

・節電のため、冷房を使わず我慢する

といったことが原因です。
屋根や外壁に遮熱効果のある塗料や材料を使えば

ある程度は室温の上昇を防げるのですが、

年金以外の収入が無い方には、なかなか難しいものです。
住まいの断熱性は、年々向上しています。

また、すだれや打ち水など、

昔ながらの対策もあります。

あなたが高齢になっても安心して暮らせるよう、

予算に応じた最善の方法を取り入れたいですね。

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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