「私には夢がある(I Have a Dream)」

確信ある想念のみ具体化する 「必ず成る」と信ぜよ・・・望みはそれが「成就する」と云(い)う確信ある想念に裏附(づ)けられない限り決して具体化する事は出来ないのである。確信は感情であり、感情は「何々したい」と云(い)う意志の力よりも強力である。失敗をいつも思いつめている人で成功をかち得た人は一人もないのである。「必ず成る」と堅信せよ。(谷口雅春著『新版 希望を叶える365章』より)

先日見たマーティン・ルーサー・キングJr牧師の演説を思い出しました・・・

1963年8月28日。わたしの生まれた年です・・・

職と自由を求めるワシントン大行進において、キング牧師がリンカーン記念館で人種平等と差別の終焉を呼びかけた名演説。この行動が公民権運動に大きな影響を与えました。20世紀米国における最高の演説の1つであるとされています。

~ 演説の一部 ~

絶望の谷間でもがくことをやめよう。友よ、今日私は皆さんに言っておきたい。われわれは今日も明日も困難に直面するが、それでも私には夢がある。それは、アメリカの夢に深く根ざした夢である。

私には夢がある、それは、いつの日か、この国の国民が立ち上がり、「われわれは、すべての人間は平等に造られいることを自明の真理とみなす」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、不正と抑圧の炎熱で焼けつかんばかりのミシシッピ州でさえ、自由と正義のオアシスに変身するという夢である。

私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。

今日、私には夢がある。

私には夢がある。それは、邪悪な人種差別主義者たちのいる、州権優位や連邦法実施拒否を主張する州知事のいるアラバマ州でさえも、いつの日か、そのアラバマでさえ、黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手をつなげるようになるという夢である。

今日、私には夢がある。

私には夢がある。それは、いつの日か、あらゆる谷が高められ、あらゆる丘と山は低められ、でこぼこした所は平らにならされ、曲がった道がまっすぐにされ、そして神の栄光が啓示され、生きとし生けるものがその栄光を共に見ることになるという夢である。

これがわれわれの希望である。この信念を抱いて、私は南部へ戻って行く。

キング牧師の夢はとっても具体的です。ありありとイメージが思い浮かぶような夢です。その言葉と目に浮かぶようなイメージを群衆に植え付けるほどの「確信のある想念」がキング牧師の心にあったからこそ、世の中を覆すような事を起こすことができたのだと思います。

信念と行動の人の言葉は響きます。キング牧師。本当に素晴らしい方です ありがとうございます!!

【 業者の知識量には雲泥の差があります 】

新築住宅に対して、2020年までに省エネルギー基準への適合が義務化されていることをご存知ですか?

よほど関心がない限り、一般の人は知らないかもしれません。じつは、国土交通省の調査によると、その内容を十分に把握している業者は、わずか1割程度にすぎません。

驚くことに、

「聞いたことはある」

「知らない」

と回答した業者は4割を占めます。

中小の業者ほど認知度が低いようです。
まだ時間はあるといえ、ちょっと不安になる結果ですね。
日本は、エネルギー資源の大部分を海外に依存しています。

そのため、資源の有効活用をして、国民経済の負担を和らげる必要があります。また、地球温暖化を防ぐため、二酸化炭素の発生量を抑えることが大切になります。

それができるのが省エネ住宅です。
ただ、省エネ住宅の施工には、より高度な知識と技術が必要になります。

そのため、業者を対象にした技術講習会が定期的に開かれています。しかし、小規模な業者の場合、日々の仕事に忙殺されて時間を捻出できないケースもあります。

そのため、業者間のレベル格差が課題になっています。
驚くことに、未参加の業者のうち約3割は、講習会が開催されていることすら知らない状況です。

逆に、積極的に学んでいる業者は、すでに省エネ基準に適合した住宅を施工しています。
ということは、業者の学ぶ姿勢によって、彼らが提供できる住まいは全く違ったものになるということです。

それだけでなく、補助金や助成金などの知識も、業者によって雲泥の差があります。
一般の人から見ると、家づくりの専門家である住宅業者は先生といってもいい立場です。

だから、専門知識が豊富で、知らないことがないのが当たり前と思いがちです。しかし現実は、そうではないことを知っておきましょう。

 

 

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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