倒れるということも前進である・・・

倒れるということも前進である・・・吾人(ごじん)の価値は、幾度(いくたび)も倒れながら再び起き上がり、そのために多くを学び魂を磨き、鍛えて来たことである。諸君の仕事は倒れた体験から多くを学び、一層多くみずから改善するであろう。倒れたままで失敗するのでは値打ちがない。倒れた瞬間にすぐ起き上がって光明に面することである。(谷口雅春著『新版 叡智の断片』より)

七転び八起きのだるまさん・・・

不撓不屈の精神という話しになると、必ずこのだるまさんが登場します。どちらに転がしてもまた起き上がる「七転び八起き」と絶対に倒れないだるまさん・・・

数年前の講演会で聴いたプロ野球元巨人軍の「桑田真澄」さんは、ピッチングをするときよくぼそぼそっとつぶやいておりましたが、その呟く言葉が実は「だるまさん!」だったそうです。つまり「七転び八起き」精神の代名詞である「だるまさん」をつぶやくことによって「自分は必ずこのピンチを乗り切れる」と言い聞かせて投球したそうです。桑田さんはPL学園の出身ということもあり、「神様」に祈っていたものと思っておりましたが、それがなんと「だるまさん」だったとは!!人それぞれ自分を鼓舞する言葉というものがあるのだと、改めて感じることでした・・・

「生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある」これは南アフリカ共和国の黒人最初の大統領となったネルソン・マンデラの言葉です。不撓不屈という言葉は彼のためにあるような言葉です・・・

1918年、現在の東ケープ州東部に位置するトランスカイの村の首長の子として生まれ、大学在学中の1944年、アフリカ民族会議(ANC)に入党。ANCの青年同盟を創設して反アパルトヘイト運動に取り組み、1952年に弁護士事務所を開業。1961年、民族の槍という軍事組織を作り司令官に就任。それらの活動により1962年に逮捕。国家反逆罪終身刑となり、ロベン島に収監される。1989年、当時の大統領フレデリック・デクラークと会談。1990年に28年の収監から解放される。翌年、ANC議長に就任。デクラークと協力して全人種代表が参加する民主南アフリカ会議や多党交渉フォーラムを開催。1993年、ネルソン・マンデラは、デクラークとともにノーベル平和賞を受賞。1994年に南アフリカ初の全人種参加選挙が実施され、ANCが勝利。ネルソンは大統領に就任し、民族和解・協調を呼びかけ、アパルトヘイト体制下での白人・黒人との対立や格差の是正、黒人間の対立の解消、経済不況からの回復として復興開発計画などを実施した。1999年に政治の世界から引退。その後、ユネスコ親善大使に就任。2013年12月5日ヨハネスバーグの自宅で95年の生涯を閉じた・・・

「どこであっても自由への歩みは容易ではない」マンデラはのちにそう語りましたが、28年近くも収監されながら、決して屈しなかった精神は尋常ではありません。ロベン島の厳しい独房生活にも耐え、釈放されたときは71歳だったのです。倒れても倒れても屈せず、ついには黒人最初の大統領となり、諸悪の根源であったアパルトヘイト政策を全廃したのでした・・・そして絶対権力者になっても今まで虐げてきた白人を恨まず憎まずに、調和した国造りに邁進したネルソン・マンデラ。20世紀を代表する偉人のひとりであります。

私は生涯の間、アフリカの人々の闘いに専念しました。私は白人の支配と戦い、私は黒人の支配と戦いました。私は、民主主義的で、自由な社会の中で、全ての人に平等な機会が与えられることを望んでいます。
これを、私が生きている間に見届けることが理想です。
しかし、私はこのために必要ならば、死ぬ準備ができています・・・

理想が、偉大な信念が、倒れても倒れても起き上がらせる原動力となること、そしてその理想には差別なく皆が幸せへと導かれるものでなくてはいけないことを、ネルソン・マンデラの生き方を通して学ばせていただきました ありがとうございます!!


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┏・__| ロロ|__・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

┃ 「 新築でも雨漏りの危険性が高い家 」
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■屋根の形状が複雑
雨漏りのリスクが最も少ないのは

構造が単純な片流れ屋根です。
切妻(きりづま)屋根、方形(ほうぎょう)屋根、

入母屋(いりもや)屋根など、構造が複雑になればなるほど、

防水対策が難しくなります。
また、釘や瓦の浮き、防水シートの不具合などの施工不良は、

屋根の形状に関係なく雨漏りに直結します。

技量の低い職人には任せたくありませんね。
■庇(ひさし)が短い
庇には

・日差しを遮る

・雨に濡れない場所をつくる

・窓ガラスやシャッターの雨音を和らげる

・屋根から流れる雨水が外壁を汚すのを防ぐ

といった役割があります。
外壁にとって、窓や換気口などの開口部は弱点。

防水対策が不十分だと、新築でも雨が侵入します。
また、経年劣化した住宅は

外壁に亀裂が生じやすくなります。

ほんのわずかな亀裂でも雨水は侵入します。

庇が短いと、外壁に雨が当たる面積が増えます。

その分、雨漏りの危険性は高まります。
デザイン性重視のため、

最近は庇が短い住宅が増えています。

雨漏りだけでなく、住みやすさのためにも

庇の役割を意識したいものです。

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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