夜明け前がもっとも真っ暗闇である・・・

最後まで望みを捨てず努力する者は必ず報われる・・・希望は現実ではない。それは未来への夢だ。しかし、その夢は実現しうるのである。何故(なぜ)なら、実相において既(すで)に実現しているからだ。たとい一時挫折(ざせつ)するように見えても、人生を放棄しない限り、必ず実現する。それ故(ゆえ)、現象にふりまわされ、失望落胆するな。あなたは、無限に生き続ける神の子である。(谷口清超著『伸びゆく日々の言葉』より)

エジソンが白熱電球の実験を失敗するたび、廻りからまた失敗でしたね!と言われましたが、エジソンはまたこれで成功に近づいた!!と言って引き続き実験を重ねて、最終的には白熱電球の発明に成功しました・・・

今どんなにうまくいっていなくても、やりつづけている限り失敗ではありません。私のような凡人はどうしても身動きが取れなくなると、もう駄目だ!と諦めかけてしまいます。しかしたくさんの偉人達をみますと、同じように身動きのとれない出来事に遭遇しても、耐えて、耐えて、そこを乗り越えて飛躍されておられます。凡人と偉人の違いは「最後まで望みを捨てず努力する」達人であるかないかなのでしょう。様々な修羅場を経験して、夜明け前がもっとも真っ暗闇であるという自然の摂理を理解されている人なのでしょう・・・

この「望みを捨てず」という気持ちになるためには、その望み自体をしっかりと確立しなければなりません。それが自分本位の望みであると、我が出てしまうためについ力みが出て、途中挫折しやすくなりますが、ひとが幸せになるためにするという望みであると、何故か力が湧いて乗り切ることができるようなのです。これは様々な障害を乗り越えた方々が口を揃えていう言葉です。「はたらく」とは傍(はた)を楽にするつまり、廻りの人たちを助けることが「はたらく」の語源だそうです。日本語の言葉の語源には真理がつまっているのです。ひとから喜ばれるような働きを実現するために日々努力をすることの大切さ。そんなことを学んだ1日でしたありがとうございます!!

【 失敗を防ぐための大切な作業 】
家づくりを始めると、性能、外観、設備など、『モノ』に目が向きがちです。しかし、よくよく考えてみると、家をつくろうと決めたきっかけは、『家族が、より幸せに暮らせるように』だったはず。だから、失敗しない家づくりをするためには、『モノ』ではなく『コト』に目を向けた方がいいんです。

『モノ』を中心に考えた家づくりをしていると、

・家族の会話が減った

・家事の負担が増えた

・ものが散らかりやすくなった

・眠れない

という、新築ならではの悩みを抱えることがあります。

一方、『コト』を中心に考えると、

・今までより家族と過ごす時間が増えた

・効率よく家事をこなせるようになった

・必要な場所に収納スペースがあるので、いつも片付いている

・よく眠れるようになった

など、以前より快適に過ごせるようになります。そうすると、暮らしをより楽しめるようになっていきます。ただ、それを業者に伝えるためには、家族の夢や現状に対しての不満点などを知っておく必要があります。

それを知るために、一番手っ取り早いのは書き出すことです。真白な紙に、それぞれが書いていくのも良し、間取りをざっくりと描いてそれぞれの部屋に対しての不満や夢を書いても良し。直接書き切れない場合は、付箋に書いてペタペタ貼っていくのもいいですよね。

この作業をすると、新居でどんな暮らし方をしたいのかが見えてきます。そこに業者ならではのプロの視点を加えると、より良い家ができます。しかし、『モノ』を重視して溢れる情報に振り回されていると、結局は万人向けの家しかできません。そうなると、借家や建売住宅と同じ状態になり、暮らしを楽しむための追求が不完全なままで終わってしまいます。

まずは今の自分を観察してみましょう。

暮らしを存分に楽しめていますか?「ここがこうだったらいいのに・・・」といった点はありませんか?仕事で疲れたお父さんが、「静かな場所でゆっくりしたいなあー」と、書斎代りにトイレや浴室にこもることはありませんか?

自分や家族のことを、しばらく観察してみましょう。

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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