「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

観光客や仕事で知覧を訪れた方が口を揃えて言う言葉が、「知覧はきれいな街ですね〜。ゴミも落ちていない」「こんな街に住んでみたいね〜」です。確かに改めて周りを見回すときれいな街だなぁと思います。

知覧武家屋敷の通りはゴミひとつ落ちていないきれいな道です・・・

知覧武家屋敷通りはゴミひとつないきれいな道です。これも住んでいる方々の日頃の清掃活動の賜物です。ありがとうございます。

今から20年前は、日本のどこの街もゴミやタバコの吸い殻などが投げ散らかされていて、公衆トイレは落書きとクソまみれで大変汚かった記憶がありますが、今はどこの街の道路もきれいに掃除されていますし、どこのトイレもきれいです。その当時を思い起こせば、今中国人や韓国人がゴミを投げ散らかして民度が低い!!なんて言えないほど日本も恥ずかしい状態でした。

でもある時これではいけない。まずはゴミを拾おうと決意して始めた人がいて、続けていくうちに仲間の輪が広がり、社会を動かし法律が変わり、これが当たり前という思いを日本人が持ち始めて今があるのです。そんな掃除の先駆者といえば必ず名前が出てくる「掃除の神様」イエローハットの創業者 鍵山秀三郎先生。この本は鍵山先生が書かれた名著です。

掃除の神様。イエローハットの鍵山秀三郎相談役の名著です!!

こんな文章があります・・・

足元のゴミ拾いから

ひとつ拾えばひとつだけきれいになる」私の思いを込めた言葉です。大切なことは、一歩を踏み出す勇気。一歩を踏み出さなければ、前に進むことができません。具体的には、足元のゴミを拾う実戦から始めることです。ゴミを拾う人は、不思議とゴミを捨てないものです。足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか・・・

この言葉に触れ、その実践を聞いて、私もゴミを拾うようになりましたし、自ら外にゴミを捨てることもなくなりました。私の会社での日課であるトイレ掃除も、まもなく10年が経とうとしています。鍵山先生のような素晴らしい先駆者がいて、その業績が自然と伝わり、感化され自ら掃除する人が自然と増えていく。その結果が現在、外国人から感嘆されるきれいな日本になっているのですね!

きっと日本のきれいで行き届いた環境に感動した外国人たちが、それぞれの国に帰って実践することで、将来はきっときれいな地球になっていくのではないでしょうか。そしてそれにはまず、世界から戦争がなくなり、皆が安心して暮らせて食べることに困らない国にならないといけません。そのために豊かな国に住む人たちの使命は、先日ブログで書いた環境保全と食の見直しを実践するしかありません。結局全てが繋がっているのだということを改めて感じることでした。

千里の道も一歩から。「心の教育が大切」とか「奉仕活動の義務化」などと、いつまでも抽象論を唱えている政治家さんに対してもこんなことが書いてあります。

政治家が権限だけを駆使して、実情に沿わない通達をいくら乱発しても何も好転しません。政治家が本気でそう思っているのならば、自分たちの職域である永田町の周りをきれいに掃除することです。散らかっている足元のゴミを拾う実践から始めることです・・・

口先ばかりで子供のような言い争いをしている国会中継。鍵山先生が言うように、もっと行動で示してほしいものです。

やはり政治家に任すことはできません。私たちはどんな小さくても、良いと思ったことは即行動するようにしようではありませんか!!

きょうもいい1日でした   ありがとうございます。

堅実な業者の見極め方です。

前回は、業者の見極め方でしたね。

今日は、堅実なところを選ぶための話です。

どちらかと言うと、小さいことろの方が潰れにくいですね。

その町で何代にも渡って工務店をやっている所は安心です。

なぜなら、OBさんがたくさんいるからです。

新築の需要がなくてもリフォームの仕事があり、なかなか潰れません。

また、広告宣伝などをしないので、余分な経費がかかりません。

ここまでが、業者の特徴を知ることが業者選びの第一歩と言う話でした。

また、経営が安定しているかどうかは会社の規模に関係ありません。

むしろ大きいところほど気をつけなければいけません。

だから、堅実なところを選んでくださいね。

たくさんの営業マンがいて、派手に宣伝しているところは要注意です。

さて、今日から業者を選ぶ際のポイントを話します。

まずは、施工体制です。

どういうチーム体制かがチェックポイントです。

すべて下請け任せなのか?

また、その下請けは工事の都度、いろんな業者を引っ張ってきているのか?

もしそうなら、寄せ集めですから元請けがしっかりしていないと

ミスが起きやすくなります。

それとも、決まったチームがあり、家の特徴にあわせて編成しているのか?

もしチームが決まっているなら、伝達もスムーズなので

ミスも起きにくいですね。

と言うことで、施工体制は確かめてください。

次のチェックポイントは、聞き取り能力です。

幸せな生活を送るには、言葉にならない部分を聞き取って

くれなければいけません。

聞き取り能力に長けた人でないと、満足のいく家にならないです。

実際、どの業者さんも要望は聞いてくれます。

でも、要望を聞くということは、要望を伝えないと実現できないわけでしょう?

そうではなくて、あなたが言い表わせない想いを引っ張り出して、

それを叶えてくれなければいけません。

それには、聞き出す能力がないと出来ないですね。

それは、まるで深い泉から水をくみ上げるようなものです。

残念ながら多くの場合、具体的な質問しかしません。

つづく・・・

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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