不要なものはひとつもない!!

松煙墨」(しょうえんぼく)というものをご存じでしょうか?この「幻の墨」を昔ながらの製法で作り続けている方は日本でただひとり、紀州熊野の鮎川で工房を営む堀池雅夫さんです。どんな作り方をするのか大変興味が湧き、番組を見入ってしまいました・・・

1本1万円の貴重な墨を作っている唯一の方です!!

原料は自然災害等で折れたり枯れたりしたアカマツです。10年以上置いておくと、周りの部分は白く腐って、脂の多い赤身だけになります。

このような状態になるまで置いておく・・・

この古松を小割りにして不完全燃焼で燃やして煤(すす)を取っていきます。小さな炎でゆっくりと燃やすため、5分おきに松をくべ足すのですが、500kgの松を1日8時間、計100時間ほど燃やしてようやく10kgの煤が取れるという大変な作業です。

 

 

煤の状態・・・

集めた煤に膠(にかわ)を少しずつ加えながら乳鉢に入れて丁寧に練り込み、乾燥させて墨が完成するまで約半年間もの時間を要する貴重な墨が「松煙墨」です。

 

 

「松煙墨」は何といっても、その美しい滲みと青みを帯びた黒い色にあり、書道家だけでなく芸術家にも愛用者が多くいます。俳優で書道家の松村雄基さんや片岡鶴太郎さんが愛用されているようです。

「松煙墨」の歴史は古く、推古天皇の頃(飛鳥時代)中国から日本にもたらされていたらしいです。平安時代後期に後白河院が熊野詣の際、紀州藤代の宿において国司が松煙墨を献上したと記されていて、江戸時代以降、各地で松煙による造墨が盛んに行われてきましたが、近代になるとコストの安い鉱物油が使われ始め、昭和30年過ぎには松煙造りの火は消えてしまったそうです。そんな「幻の墨」を昔ながらの製法で蘇らせた堀池さんは凄い方です。また大自然のものは枯れていようが折れていようが、しっかりとした技術を施せば、使えないところはないのだということも凄いことだと感じることでした。たしかに現在我々が便利に利用している道具や製品も、元はすべて自然界にあるものを使って作り上げたものです。自然界のもので不要なものはひとつもない!!ということであり、また自然界と一体である人間も不要な人はひとりもいない!!ということでもありますよね(嬉)みんなそれぞれの個性で頑張りましょうね!!

タイミングよく良い番組を拝見できて良かったですありがとうございます。

つづきです・・・

ところで、なぜ、免許業者でないといけないのでしょうか?

それは損害賠償になった場合、賠償金を払ってもらえないことがあるからです。

免許業者は、営業を始めるときに営業保証金の供託が

法律で義務付けられています。

消費者は、不動産の取引から受けた損害額を

この供託金から補填できるようになってます。

ですから、あなたが土地を買うときは、免許業者と取引してくださいね。

三つ目は、手付金は10%以上払わないでくださいということです。

通常、双方でなにも決めていない場合、

手付金はすべて「解約手付」になります。

買主は手付金を放棄することで、売主は手付金の2倍を

買主に払うことで契約を破棄できます。

仮に、契約を解除したい場合、払った手付け金は返ってきません。

もちろん、ローン特約をつけていれば手付金は全額返ってきます。

実は、業者によって、手付金をなかなか返してくれないところがあるんです。

よくあるのが、すでに使ったので、

ちょっと待ってくださいというケースですね。

ですから、手付は1割までと覚えておいてください。

1,000万円なら最高100万円でOKということです。

最後の4つ目ですが、実はこれが結構、重要です。

というか、不動産取引の基本中の基本なんです。

それは契約書、重要事項説明も含めてですが、

業者によく説明してもらってください。

業者の中には、何十ページもある契約書でも、

5分ぐらいで説明を終わる人がいるんですね。

所在地と面積と金額だけ確認して、

「はい、ここにハンコ押してください」

っていう人、結構いるんです。

そもそもどんな土地でも、短所も長所もあります。

短所も納得していれば、トラブルにならないんです。

それで、業者には、契約書、重要事項説明をよく説明してもらいましょう。

もし、不明な点があれば必ず確認しておくことが重要です。

今日は、少し堅い話をしましたが、不動産取引をするうえで

どれも重要なことです。

しっかりと覚えておいてくださいね。

さて、次回から自分にピッタリな土地を探す方法について話しますね。

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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