肩書きと責任感が人を強くする・・・

表彰式で観客の君が代大合唱を聞いた稀勢の里は涙、涙、涙。「自分の力以上のものが出た。見えない力が働いた」。荒れに荒れた春場所の最後、大きなドラマが待っていたのでした・・・

けがを乗り越え、逆転優勝し涙ぐむ稀勢の里。新横綱の優勝は1995年初場所の貴乃花以来22年ぶり

優勝決定戦に持ち込むには勝つしかない本割。手負いの新横綱を鼓舞する手拍子の中、真っ向勝負が身上の稀勢の里が右に変わった。照ノ富士に差されて頭をつけられたが、不成立で止められた。2度目の立ち合い。「同じことはできない」と左に飛んだ。

頭を下げての懸命な押し合いも組み止められて右前みつを許し、痛めた左腕を絞り上げられた。防戦一方の苦しい展開だったが、後退しながら左腕を抜く。回り込みながらの右突き落としに大関の巨体が落ちると、館内は熱狂に包まれた。

続く決定戦。立ち合いのもろ手突きがすっぽ抜け、あっという間に左を差された。棒立ちで後退し、勝負ありと思われたその瞬間。右からの小手投げに照ノ富士がひっくり返った。

新横綱では貴乃花以来22年ぶりとなる2場所連続の優勝は紛れもない奇跡だ。13日目の日馬富士戦で左肩を痛め、救急車で運ばれた。強行出場した14日目は鶴竜になすすべなく寄り切られた。まともな相撲が取れる状態ではない中、怪物大関に2度勝ったのだ!!!

気持ちだけぶつけようと思って土俵に上がった。諦めないでよかった」と稀勢の里。2001年夏場所、大ケガを押しての出場で優勝した貴乃花はその後、7場所連続休場に追い込まれ、以降、優勝することはなかった。この日、優勝した事実をもって稀勢の里の強行出場が「正しい選択」だったというのは難しいですが感動はしばしば、理屈を超えたところで生まれるということも、またひとつの真実です。横綱の意地と誇り、そして真面目な稀勢の里のこと、自分を観に来てくださっている超満員のお客様への責任感が、目には見えない横綱の内なる神によって、とてつもないチカラを与えてくださったのかもしれません。横綱という使命と責任感がなしえた奇跡の勝負であったと思います。稀勢の里おめでとうございます!! 本当に良かったです  感動をありがとうございます。

あなたにピッタリな土地を探す方法です。

では、あなたにピッタリな土地を探す方法をお話しますね。

具体的な土地の探し方の前に、是非、知っておいて欲しいことがあります。

それは、多くの人が、自分が本当に欲しいものを知らないということです。

「え~、そんなことないでしょう」

って思いました?

確かに家を建てる土地を探している。

それはわかります。

でも、私のところに相談に来て、

「土地がなかなか見つからないんです」

って言うんですね。

そんな時、私はこんな質問をします。

「外食する時、お店はどのように決めてます?」

そうすると、こんな返事が返ってきます。

「その時によります」

そうなんです。

まず、何が食べたいか?

日本料理食、中華料理、フレンチ、イタリアン・・・。

誰と一緒?

ひとり、2人、4人、10人・・・。

目的は?

腹を満たすため、友達との懇親、お客様を接待・・・

予算はいくら?

1,000円、5,000円、20,000円・・・。

これらがわかってれば、行く店は決まりますよね。

しかし、もし、何もわかってなくて、

「どこかおいしい店ない?」

って聞かれても、答えようがないですね。

土地選びも同じです。

なかなか決まらない人は、条件を決めないまま探してるんです。

だから、1年経っても自分にぴったりの土地が見つからないんです。

つづく・・・

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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