一切万事我より出でて我に還る・・・

私もたまには、トラブルに巻き込まれることもあります。えっ!こんなことが何故?というようなことも何度かあります。どう考えてもこちらに非はないだろう!そう思うし、周りからもこちらの責任ではないよ!と言われ、すっかり相手方を非難する気持ちしか起こらない。そんな状況がひたすら続く・・・でも不思議なもので、相手方の非しか認めない状況では、なんにも解決しないのです。それに付随する出来事で日々悩まされ、気は削がれ、注意力は散漫になり、あげくは、何をしてもうまくいかなくなってしまう・・・「負の連鎖」に陥ってしまいます。

「一切万事を自己の責任と自覚せよ、あなたは日々生長する」一切万事我より出でて我に還(かえ)るのである。自分の不幸も幸福も、一切万事、自分の心の持ち方によって展開してくるということを悟りますと、何事が起こって来ましょうとも、責任を自分に帰して、他(ひと)を怨(うら)まず、憎まず、自己を反省し、自己改革に専念するようになれるのであります。(谷口雅春著『生命の根元を培う新しき教育』より)

上記の言葉に書いてありますが、時間が経ち、あまりにも物事が上手くいかない中、ふと自分自身を見直すようになりました。果たして、本当に自分に非はなかったのだろうか?客観的に今までの出来事を振り返ると、私の対応はどうだっただろうか?技術的に明確な処置を施していただろうか?言葉に間違いはなかっただろうか?様々なことを回想しました・・・

相手を憎まず、恨まず、自分の問題と受け止めると、いろんな気づきを得られるようになりました。技術の向上とお客様への明確化をシステムにしたり、コミュニケーション能力を高めるための接遇を学んだり、社員さんや協力業者さんとの研修会を開いたりしながら、レベルアップを図る自分になっておりました。そして心が安定すると、物事も徐々に上手く回るようになってきました・・・

幸福も不幸も、一切万事、自分の心の持ち方によって展開してくるということがよく実感できた経験でした。自分の身に起こる出来事は、どんな問題も今の自分にとって必要な課題であるのですね!!これからもここのところをしっかりと肝に銘じながら、日々取り組んでいこうと思います。 ありがとうございます。

 

業者選びの基準1

・話をよく聞いてくれる

業者さんに直接話を聞いてみましょう。

まず家づくりの考え方やその会社の得意分野を聞いてみてください。

ひとつひとつじっくりと。

自分の言葉でひとつずつ説明出来る会社であれば大丈夫です。

その次、今度はみなさんが話す番です。

いままで何度か話してきたように、

「キッチンに出窓をつけて欲しい」

「リビングを広くして欲しい」

「段差をなくして欲しい」

「手すりをつけて欲しい」

というあなたの要望を、そのまま形にするような業者さんではいけません。

“なぜそう思ったのか?”

“何が不満なのか?”

これを聞いてくれる業者さんが本当によい業者さんです。

素人の私たちの本当の要望を聞き取り、

形にしてくれなければプロとは言えません。

つづく・・・

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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