近江商人とエシカルな生き方・・・

産業革命以来の人類全体の生き方は、自然から単に奪うだけでした。いわばまだ「子供」と変わらない状態です。しかし、これからは自然破壊は、人類破壊につながりますから、自然に対して「与えること」「与え返すこと」で喜びを感じるような人々(大人)が、もっともっと増えていかねばなりません!!

今の世の中は豊かさのみを追求してきた結果、自然をないがしろにしてきました。今こそ、人間観の転換を図って、本来人間のこころに備わっている、慈悲喜捨のこころ、自他一体の自覚を掘り起こして、新たな文明を築く努力の一端として「エシカルな生活」をしましょう!!という内容の講習会に参加してきました・・・

エシカルとは倫理的とか道徳的という意味です。「エシカルな生活」という言葉が出回ってきたのは1980年代、 イギリスで『エシカルコンシューマー(倫理的な消費者)』という雑誌が発売されるようになったころだそうですが、実は日本ではもっと昔から「エシカルな生活」がなされていたということです。それがなんと経営でもよく出てくる。「近江商人の三方よし」でした。

近江商人には、「売り手よし、買い手よし、世間よし」、いわゆる「三方よし」という商売の理念がありました。近江商人は、地元の特産品を行商しており、いかに自分が周囲から信頼されるかが、継続的に商売をするための大前提だったため、「三方よし」をモットーにし、それが「先義後利」「義理を先にして利益は後にする」という商人道になっていった。これは、孟子の言葉ですが、「三方よし」は、まさにエシカル消費、エシカルな生活の一つの源ではないでしょうか。

環境問題の世界的権威で「2℃ POINT OF NO RETURN 残された時間」の著者である、東京大学名誉教授の山本良一先生は、このままでは2038年世界の平均気温は2℃上昇してしまう。もう待ったなしと言われております。その先生が我々に提唱していることが「エシカルな生活」「エシカルな消費」をしましょうということでした。ではその「エシカルな生活」のあり方を具体的にいうとどういうことなのでしょうか?

山本先生: それは、「環境への配慮」「社会への配慮」「地域への配慮」の三つに集約されます。 1つ目の「環境への配慮」については、❶グリーン購入、❷自然エネルギーの利用、❸エコマーク付き製品の購入、❹有機農産物の購入、❺国産材の使用、❻車はレンタル、シェアにするなどですね。 2つ目の「社会への配慮」は、❶障害者が作った製品の購入、❷製品の流通段階で、児童労働などの社会的問題、環境問題を引き起こしていないフェアトレード製品やエシカルファッションを選ぶなどが上げられると思います。3つ目「地域への配慮」は、❶地産地消の物を購入する、❷地元商店での買い物、❸その他の応援活動を積極的に行うなどです。

私達ひとりひとりの行いは微々たるものでも、最低先進国の人々が素直に実践すれば大きな力になりうるということです。私の人生は残り長くても30年から40年ですが、地球は子供達やまたその子供達と、この先ずっと残していかなければいけません。今私達ができることをコツコツと行動する!!どんなことも真理はひとつなのだと思うことでした。

このかわいい子供達の未来は私達大人にかかっています!!

子供達が安心して暮らせる地球を残すためにも、皆さんで力を合わせて努力しましょうね!! 新たな決意が生まれた1日でした ありがとうございます。

業者選びの基準3

・商品知識が豊富

リフォームをお願いするとき、

「キッチンはこれでクロスはこれ」

と具体的に商品名や品番まで指定するわけではないと思います。

例えば、

「あの映画で見たプロバンス調のキッチンのように」

「この雑誌のような雰囲気でリビングを」

「ホームパーティーがワイワイできるようなキッチンリビングに」

などと思い描くイメージをまず話し、

次に業者の担当者が、

「それでは、このキッチンはどうでしょうか?」

「クロスはこんな感じで」

などと提案するはずです。

このとき、ありきたりなシステムキッチンを

そっくり取り換えるような工事しか経験がない業者さんでは、

“プロバンス調”がよく伝わらなかったり、

インテリア全般にわたるようなリフォームに不慣れなため、

和洋折衷のイメージに合わない結果になるかもしれません。

インテリアに使う商品はとても種類が多く、

最近では輸入品にもリーズナブルでいいものもたくさんあります。

ですから、商品知識が豊富でデザインセンスもあれば、

デザインもよく、

使いやすく、

しかもリーズナブル、

そんなリフォームが実現するのです。

リフォーム業者のさまざまな形態。

リフォーム業者といっても本当にたくさんありますね。

大まかに形態別に分けてみました。

つづく・・・

 

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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