不安のない生き方・・・

毎日のニュースを観ておりますと、世界各地でいろんな出来事が起きています。昔だったら広くても国内、普段は近所の出来事が話題の中心であったことから、そこまで違和感のある内容というものも少なかったと思います。しかし現在はテレビやネットで瞬時に世界のニュースを観る事ができますので、日本人の常識では考えられない出来事にびっくりさせられることも多いです。「人類の夜明けから2003年までに生み出された情報量が、現在では1日で生み出されている」そうですから、われわれもその情報量に翻弄されているのが現状なんですよね~。明るい話題ばかりなら良いのですが、8割9割は悪い話題で占められておりますので、不安を煽られるのも致し方ないのかもしれません。これから先世界は、日本はどうなってしまうのだろう?私たちの老後は、子供達はやっていけるのだろうか?などなど。ほとんどが取り越し苦労に苛まれてしまいます。まだ何も起こっていないのに、どうしてそんな暗いことを考えてしまうの?言葉の使い方が間違っていますよ・・・

吉田松陰先生の言葉に「先行きの不安」に心を奪われないようにするためには、あれこれ目移りすることなく、自分という人間を鍛えることに集中して、「全力を出し切りますので、あとは天命にお任せします」という心構えでいなさい。というのがあります。

自分の幸・不幸を決めるのは、最終的には自分自身です。ひとのせいでも、環境のせいでもありません。よって自分で学び考える習慣を付け、多くの情報をうのみにするのではなく、しっかり見極める目を養い、自分が今やるべきことをやる!!それを積み重ねた時、松陰先生も云っているように「不安のない生き方」ができるようになるのかもしれません。

この景色を見て下さい。わたしの住む町から車で15分も走れば、こんな風景がすぐ観られるのです。雲一つない天気でとても暖かい1日です。改めて幸せを感じます。冷静になってこんな自然の景色を眺めれば、人生なんだかいい事ありそう!!って気持ちになりませんか・・・

頴娃町から見た開聞岳です。いいところですね~

明日・明後日は230年続いている南九州市恒例のかわなべ二日市とちらん二日市が行われます。かわなべ二日市には弊社も載せていただいている鹿児島建設新聞の「SUMIKA」ブースも設けられておりますので、かわなべ二日市に行かれる方は是非お寄り下さい。私もかわなべ・ちらん両方の二日市に出没していると思います。川辺では不動産宅建業で献血コーナーに、知覧ではライオンズクラブで献血のお願いをしていると思います(笑)

今日もいい1日でした   ありがとうございます。

 

住まいづくり失敗しないための秘訣です。

 

今回から、住まいづくりで失敗しないための秘訣

・不動産価値を考えて家づくりをする事。

・短期的な計画だけでなく中長期的計画も立てる事。

・家づくりの目的を明確にする事。

・確かな情報を取り入れる事。

・相談相手を間違わない事。

以上、5つをお話していきます。

 

まず1つ目。

家は不動産です。

不動産ですから、それは財産。

財産ということは、経済的価値のあるものですよね。

では、もし、その不動産である家がお金に換金できないとしたら。

それは、もう不動産とは呼べないわけです。

もし、買い手がつかない家、それは不動産ではないんです。

不動産は、お金に替えられないとなると、財産ではありません。

そもそも、不動産の価値は需要と供給のバランスで値段が決まります。

誰もが欲しいところは当然高くなるし、欲しくないところは安くなる。

中には、タダでもいらないという不動産もあるわけです。

不動産に対する価値観は人それぞれです。

もし、不動産価値はなくても良いのなら、どこにどんな建物を建てても問題ありません。

でも、子孫に財産として残したいのなら、不動産価値は重要です。

では、そのために何を考えないといけないのでしょう?

不動産価値を考え、もし、土地から取得するのであれば、まずは利便性ですね。

なぜなら、生活の便がよくないと、買い手がつきにくいからです。

買い手が少ないということは、すなわち価値が低いと言うこと。

次に建物ですが、まずは耐久性ですね。

プレハブ型の家でしたら、寿命が25~26年といわれてます。

そう言う家だと、なかなか買い手が付かない。

だから、資産価値はゼロです。

いや、取り壊しの費用を差し引かれるのでマイナス査定になります。

そして、家の価値を左右するのは、デザインです。

自分勝手な好みの家にすると、なかなか買い手がつきません。

ですから、不動産価値を考えるなら、50年100年経っても色あせないデザインにしてください。

それを、クラシックデザインと言います。

日本でいうと数奇屋建築のような建物です。

200年経っても古臭くないデザインですから、価値があるわけです。

あまり凝ったデザインにしないことが不動産価値を高めることになります。

不動産価値を求めるなら、土地は値段だけで決めないことです。

その土地の需要がどれほどあるかを考えて決めてください。

高くても買うべき土地もあるし、安くても買ってはいけない土地もあるわけです。

考慮すべき点の1つ目でした。

 

次回は、2つ目です。

つづく・・・

経済・歴史は70年周期!?

今日の南日本新聞にとても面白い新聞が入っていました。

毎月1回の特集面で、薩摩藩を中心として激動の日々に焦点を当てています。

「幕末新聞」 幕末好きのわたしには興味をそそられる響きです。

強硬な、米国ハリス日本総領事が日本と結んだ、日米修好通商条約後の棚上げされていた「兵庫開港」へ向けての動きが書かれております。今から約150年前。日本にとっては半ば圧力で押し切られてしまった感のある不平等条約。なんだか現在のアメリカと日本を見ているようだと感じるのは、わたしだけでしょうか?

よく「経済や歴史は70年周期で動いている」という話しを聞きます。今の世界経済も約70年前の世界大恐慌のあった頃の状況に似ていますし、政治の世界でもグローバルに疲弊した中、ポピュリズムの台頭で保護主義に突き進んでいったヒットラードイツのように、現在トランプアメリカを中心に反グローバルが広がりを見せています。丁度終戦のさらに70数年前、日本に開国を求め、2国間で不平等条約を結ばされたように、現在のトランプアメリカは突き進んできそうな気配がします。

世界にも、日本にも、個人にも、バイオリズムというものがあり、良い時もあれば悪い時もあります。大事なのは悪い時に経験した出来事を深く反省して検証して、2度と同じ過ちを犯さないようにすることであります。経済や歴史が70年周期で教えてくれるものをしっかりと学び直して、これからの政治の在り方、経済の進め方を日本国民ひとりひとりが肝に銘じて、実践していかなければならないなあ~と、この記事を眺めながらひとり思うことでした。

日新公や島津義久・義弘公ゆかりの大汝牟遅神社

伊作島津の宗廟・総鎮守です。

吹上で打合せがあった帰り、一度行ってみたいと思っていた大汝牟遅神社に寄ってみました。実は昔母方の伯母から、母方の先祖は伊作の宮内にある神社の神主だったのですよ!とよく聞かされていたのですが、一度も行ったことがありませんでした。丁度昨日母の誕生日だったこともあり、ふと思い立ってお参りに来たのですが、伊作島津の総鎮守で、そのそうそうたるメンバーを見て、「えっこんなに有名な神社だったんだ!」とびっくりした次第です。こんなことならもっと早くお参りにくればよかったと、とても現金なわたしでした(笑)

せっかく吹上に来たことだし、18時も過ぎているので・・・吹上温泉に入って帰ろうということに!!

今回初めて吹上温泉郷の西郷どんが好んで入ったと云われる「中島温泉旅館」に浸かってきました。

風情のある建物でした。

湯船はふたつありましたが、どちらもちょー熱い!!左側の湯船に足を入れたらあまりの熱さにジンジンしてきて、10秒もいられませんでした。足真っ赤!!右側の湯船はなんとか入れましたが、大量の汗を搔きました。浴室から上がっても汗が一向に引きません。でも泉質は最高でした。よく西郷どんが入った温泉と聞いた所へは行きましたが、共通することは、「硫黄泉である。鄙びた場所である。そしてたいへん熱い湯。」でした。なんだか西郷どんの人柄を感じることができたような気がしました・・・今日はとても癒されました。

今日もいい1日でした  ありがとうございます。

 

【建物本体以外にかかる費用です】

 

前回は、建物本体以外にかかる費用の話でした。

今日は、その続きです。

実際にかかる費用はハウスメーカーと言われるところで、建物本体価格が全体の75%ぐらい。

ですから、余分に25%みておかないと、実際には生活できません。

そして、地元の工務店が大体85%。

だから、余分にかかる費用は15%でいいわけです。

それから、坪25万円とか言ってるところは、本体価格の割合が非常に低いんです。

約65%ですから、35%余分にみておかないといけません。

実際、坪25万円でも、最終的には坪40万円になっています。

それは、本体価格の中には最低限のものしか含まれてないからです。

最低限のものとは、例えばキッチンやバスタブが付いてなくても、家としての許可はおります。

極端な例ですが、何にもない状態でも坪単価を言えるんです。

本体価格の中に含まれれいるものが違っているそれぞれを、同じ土俵で比べられないんです。

単純に坪単価だけで判断すると、総額で高くなる場合が多いです。

もし、金額で比べるのであれば、「住める状態にしていくらですか?」と聞いてください。

ざっくり、本体価格の割合は、ローコスト65、ハウスメーカー75、工務店85と覚えてください。

それから、建物本体以外にかかると言えば、税金ですね。

これには、ローンの手続きも含めて約100万円ぐらい必要です。

多くの人は、坪単価に坪数をかけて、建築費を計算します。

それで、実際より安く見積もります。

しかし、約400~500万円は余分にかかります。

坪数×坪単価に400~500万円を足したものが建築予算です。

だから、本体価格以外の費用を見てないと資金が足りなくなってくるわけですね。

さて、これで資金計画の話は終わりです。

次回からは、住まいづくりで失敗しないための秘訣についてお話します。

つづく・・・

今、青年は田舎をめざす!!

田舎に棲みたい若者たち

総務省の統計によると、2010年から2014年、都市への人口移動が続いている半面、2005年と2014年の農山漁村への定住希望者は、30代が17%から32.7%40代は15.9%から35%と飛躍的に伸び、田園回帰を望む若い人が増えているそうです。

今回読んだのは「NPO法人ふるさと回帰支援センター」の理事長、見城美枝子さんのインタビュー記事でした。この組織は、Iターン・Jターン・Uターンなど、地方で暮らし生活することを希望する都市生活者や定年退職者などの人々のために、受け入れ体制や技術指導などの基盤を整備し、地域活性化と新たな価値観の創造を目的として創られたそうです。

見城美枝子さん、こんな活動をされていたんですね!

ローカルがしっかりしてこそ都会やグローバルが成り立つ

地方で農業が営まれ、山や川、里山が残り、そこで人々が健全な生活を営んでいないと、都会人は健康な生活を送ることはできません。安ければそれでいいじゃないか、多種多様なものが享受できるじゃないかと考えていると、1つ狂ったら食べられなくなる可能性だってあるのです。ですからローカルが元気でないと、都会人は健康な生活を送ることはできないし、そもそもグローバルなんて成り立たないわけです・・・

確かに今、食の安全は日本に勝るものはありません。農薬等の健康問題からどこの国よりも農業が見直されて、飲食店等でも国内産の野菜を売りにしておりますし、我々もそういうものを求めます。「地産地消」食も住居も、国産材や地元材を用いる。これが今の日本の流れです。都会と地方がWIN-WINの関係が保てて初めて国がまとまり、世界とも対等に競争できます。損得では割り切れない本物は自然の中にあります。若い人たちが人間本来の姿に目覚めて、自然回帰し始めているということは、とても素晴らしいことですし、われわれ地方人にとっては本当に喜ばしいことです。「物欲ではなく、持続可能な生き方を求める若者たちが増えている」日本もまだまだ捨てたもんじゃありませんよ!!

話しはかわりますが、先日マエダハウスが行った勉強会の様子が記事に載りました。

鹿児島建設新聞さん、ありがとうございます!!

弊社も地元鹿児島材を使った、地材地建の家を創りをつづけております。これからも「安心・安全・健康」を重視した家創りを通して、地元や世の中に貢献できるよう頑張っていきたいと思います!!

今日もいい1日でした  ありがとうございます。

【保険の見直しです】

前回は、見直してほしいものを2つ目までお話ししました。

今日は、その3つ目です。

3つ目の見直し。

これが一番大きいんですけども、生命保険の見直しです。

1つは入ってると思います。

生命保険を見直すべきなのはなぜか?

少し前に、住宅ローンを組む時には生命保険に入らされるという話をしたと思います。

ということは、すでに生命保険に入っているなら、余分に入ることになります。

生命保険は必要な額だけあれば十分です。

これが、保険を見直す理由の1つです。

生命保険を見直す2つ目の理由は、保障内容です。

多くの場合、保障は一定にしています。

60歳まで死亡保険金は一定。

しかし、この保険金は残された家族に必要なお金です。

必要な金額は、年とともに減っていきます。

だから、これを見直すことによって、毎月の支払額を少なくできます。

もし、その分を住宅ローンにまわすなら、住宅ローンの支払いが楽になるんじゃないでしょうか。

と言うことで、住宅ローンを借りるときは、今入ってる生命保険を見直してくださいね。

ここで、おさらいしますね。

1.家計の見直し

2.ローンの見直し

3.保険の見直し

これで数万円節約できるかもしれません。

そのためにぜひ見直しをしてくださいね。

 

では次に、建物本体以外にかかる費用の話をします。

どの住宅メーカーも、『建物本体価格△△△△万円、坪□□万円』って言います。

では、この建物本体価格だけで、生活ができるような家になるのか?

と言うと、決してそうではありません。

車も車両本体価格だけでは道路を走れません。

税金や付属品、またガソリンを入れないと走れませんよね。

建物も一緒です。

建物本体価格以外に、かかる費用があります。

つづく・・・