“影”を追ってはならない・・・

地位、名誉、財産は“影”だ。“影”を追ってはならない・・・人はいつしかその環境に安住して、物欲にとらわれたり、地位にしがみついたり、名声を追い求めて執着(しゅうじゃく)する。執着を捨てるというのは、人生最大の課題である。どんなに捨ててもよいものだ。本当の愛や智慧(ちえ)、個性、使命は決してなくならない。これにくらべ名誉や財産などは、単なる幻影にすぎないのである。(谷口清超著『純粋に生きよう』より)

ピカソの絵です!

全てのものはココロの影なのです。心にあるものが現象界に現れているのです。豊かなる思いが現象的な富を生み出しますし、健康なる思いが壮健な身体を作り出すのですが、時に愛や智慧や個性を忘れて、地位や名誉や金に執着してしまい、それに囚われすぎて身を崩してしまう方もおられます。地位や名誉やお金も確かに大切ですが、その地位から退けば、ただの一人の人間というだけになりますし、肉体が滅びれば名誉もお金も必要のないものになってしまいます・・・

最終的に残るのは、その人が人としてどういう方なのかということにつきます。愛の溢れた人であるとか、世の中の為に智慧を働かした人であるとか、個性的なものを生み出した人であるなど、肩書きや物の豊かさではなく、本質を追った人間としての魅力に満ちた方が真の成功者であります・・・

「自分は何のために生きているのか」「自分は何のためにその仕事をしているのか」そこを明確にして、地位や名誉にとらわれず、一人の人間としてどうであったか?”影”を追いかけずに、そういうところで評価してもらえるような生き方をしたい!!今回そう思うことでした  ありがとうございます!!

【 エコと健康に役立つ土壁】

『調湿性、蓄熱性、遮音性、防火性に優れた自然素材の壁』って何だと思います

か?答えは、『土壁』です。

健康的でエコな家が求められている今、土壁の良さが見直されています。

土壁は、夏の暑さを壁に取り込むことで室温を下げます。

吸湿性があるので、蒸し暑い夏でも木陰で涼むような感覚を味わうことができま

す。やがて冬になると、暖かな日差しを蓄え、夜に室温が下がれば緩やかに熱を

放出してくれます。

ただ、断熱性や気密性は工業製品より劣るので、外断熱は工業製品で行い、内壁

として土壁を利用することで、断熱性を高めるなどの工夫をする必要がありま

す。土壁が持つ癒しの効果や、シックハウス知らずの安全性は、工業製品にはマ

ネができません。

土壁は、室内に漂う有害物質を吸着するので、健康にも貢献します。そんな点に

魅力を感じた施主の中には、ワラや土にこだわることで、より良い土壁を追求す

る人もいるとか。また、直線的な壁ではなく、あえて曲線的な壁にし、独創的な

空間を楽しむ人もいるそうです。

ところで、早く新居に住みたい人や、ギリギリまで出費を抑えたい人は工期を短

くし、人件費を抑えることを望みます。しかし、土壁は技術力のある職人でない

とできません。それに、乾燥などの工程が入るので、十分な工期が必要です。で

すから、工業製品での家づくりと比べると、どうしても費用がかさんでしまいま

す。そんなデメリットがあるにも関わらず、こだわりを持つ施主に選ばれている

土壁。といっても、体感しなければその良さはなかなかわからないものです。も

し近所に土壁の魅力を紹介している工務店があるなら、見学させてもらうといい

ですよ。

この記事を書いた人

前田 浩幸
前田 浩幸
演劇と音楽、日本の伝統文化や歴史が好きです。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

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