企業は人なり!!

ついに鹿児島も寒波来襲です!!今日の夜半から雪が降りそうです。風も強くみぞれ交じりの雨が降っています。2月でありますからこれが冬として当たり前なのかもしれませんが、鹿児島はまったく予測がつきません。寒いと思ったら次の日は20℃になったり、また次の日は突然氷点下となったり。身体の対応も追いつきません・・・

今年弊社も新しい風を吹かせようと、今回鹿児島で初開催される、日本初、厚生労働大臣認定の、職人、現場、設計、営業等、建築実務者向けの意識改革プログラムである「職人起業塾」に弊社の大工三名を参加させるべく、就業規則等の改定や事業内職業能力開発計画など、今までおこなってこなかった分野の書類を作ったり、普段ほとんど行かない鹿児島労働局に再三足を運んできました。そして今日ようやく鹿児島労働局より、研修参加の許可連絡があり、今ホッとしているところです。

厚労省のキャリア形成促進助成金を活用させていただきます。

この「職人起業塾」では現場実務者の意識改革を始め、スキルの向上、人生観の見直しと企業理念へのコミット、現場品質向上にマーケティングマインドの確立等を6ヶ月かけて行う研修講座です。国の補助も貰いますから、受講者も経営者も生半可な気持ちではやれません。講義を受けて、会社に戻り学んだことを実践することが一括りになっておりますので、受講者だけに任せるわけにはいきませんので、私もすべての講義を一緒に参加して、学ぶつもりでおります。

企業は人なり

今時代は、膨らむ時代から縮む時代へ移り変わってきました。2020年に「住宅の性能競争」の時代は終わります。そうなれば今後は間違いなく、社員ひとりひとりのスキルアップが企業の盛衰を決めていくことになります。でも人を育てるのは難しいです。自分ひとりではどうすれば良いのかも、わからないところもあります。そういう意味でもこの「職人起業塾」はチャンスです。私も学び、実践し、ともに向上していきたいと思います。私の部屋に掲げている山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」の言葉を、この「職人起業塾」を通して少しでも実践できたらと思うことでした。

元帥海軍大将 山本五十六の名言ですね!

「職人起業塾」の主宰者である神戸市の「すみれ建築工房」高橋剛志社長とのご縁をいただき今回参加をする運びとなりましたが、せっかくのチャンスです。尊敬する高橋社長の生き方や考え方を少しでも自分のものとすべく、私は受講者以上にこの塾で学ばせていただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします。

「すみれ建築工房」       代表取締役 高橋 剛志 講師

高橋社長、勝手に載せてすみません・・・

 

今日もいい1日でした    ありがとうございます。

家と病気の因果関係です。

前回まで、失敗しない住まいづくりの5つのポイントについてお話ししました。

今日は、家と病気の因果関係について話します。

実は、住まいは病気とすごく関係があります。

住まいが原因の病気と言うと、シックハウスを思い浮かべると思います。

しかし、シックハウスはほんの一部で、もっと大きな問題があるんです。

ところで戦後最大の欠陥商品といえば何でしょう?

住まいの話をしてるわけですから、想像がつきますよね。

そう、最大の欠陥商品は、『家』なんです。

その責任の大半は、ハウスメーカーと国の政策にあります。

日本は戦後、焼け野原になり住むところがありませんでした。

ですから、早くたくさんの家を用意しなければいけなかったんです。

それで、プレハブ式の住宅が開発され、それを政府も後押ししてきたわけです。

いかに早く大量に家を供給するかが最大の課題でした。

そういう点においては目的を果たしました。

しかし、一方で沢山の問題も起きました。

その一つが、病気です。

さて、病気と言うと、興味深い話があります。

初めての病院に行ったとします。

その時、医者はどんな質問をしますか?

おそらく、

「どうされましたか?」

って聞かれますよね。日本では。

しかし、スウェーデンは違うんです。

スウェーデンの医者は、どうしましたかとは聞きません。

「あなたはどんな家に住んでますか?」

これが最初の質問です。

なぜなら、その人の住環境が分かると、病気の原因が分かるからです。

例えば、日当たりが悪い、風通しが悪い、狭い、不衛生、悪臭がする、騒音がする。

こういう家に住んでたら、元気な人でも病気になりますよね。

だから病気というのは、医者に行く前にすべきことがあるわけです。

多くの原因が、建物に起因しているからです。

さて、病気を引き起こす家が抱えてる問題は3つです。

まず、使っている建材です。

問題を起こしてる建材は、ほとんどが工業製品です。

塩化ビニールのクロスなど、石油を原料としている製品です。

接着剤も有害物質を含んだものが多いですね。

こうした工業製品の建材が、身体的、精神的な病気を起こしているんです。

これが1つ目の問題です。

 

次回は、2つ目の問題です。

つづく・・・

身が引き締まる思いです・・・

マエダハウスの研修会及び新年会を行いました!

昨年は様々な出来事を経験して、心身ともに大きな気づきを得ることができました。それらの教訓も踏まえて今年、私はどうあるべきかそしてマエダハウスはどうあるべきかを、1時間掛けてお話しをさせていただきました。

知覧商工会館会議室にて

社会情勢・経済情勢・政治等の話しから昨年の実例と教訓、これから我々はどの方向に向かっていけばいいのかなど、なるべく具体的にお話しをしたつもりです。主に昨年の失敗経験から自分自身がどう克服して今後を迎えるかという話しが中心になりましたが、最終的な結論としては、原因は外にあるのではなく「目の前に起きている現象はすべて自分の心の影である」ということ。そして物創りや商売では、どれだけお客様目線で行動できるかを従業員や協力業者が共有できるかが大事であることを伝えさせていただきました。

その後ネグプランの藤村氏と鹿児島建設新聞の林川氏のおふたりに、これからの現場施工の取り組みと、現状の建設業と今後の展望についてそれぞれ30分お話しをいただきました。

ネグプランの藤村氏
鹿児島建設新聞の林川氏

おふたりのお話しを聴いて、今後の方向性が改めて明確になりました。お忙しい中マエダハウスのためにありがとうございました。

この後は弊社がリノベーションした「炭火焼居酒屋 わがえ」で新年会です

「わがえ」とは、鹿児島弁で我が家という意味です。

新年会おおいに盛り上がりました!!

みんなで乾杯!!

おおいに笑って、楽しく語って、絆を深めました。

あれだけ皆の前で語ったのですからしっかり実践しなければと、お酒を飲みながら皆の顔を見て、改めて身の引き締まる思いになりました。

今日もいい1日です。ありがとうございます!!

自分が生活を楽しむためにはどういう家にすべきか。

前回まで、「住まいづくりの正しい手順」についてお話ししました。

 

今日は、安全な予算を組むためにはどうすればいいかと言う話です。

まず、正しい資金計画をするには、生活を楽しむことを目的とすべきです。

建物よりも、楽しい生活を送れるということが、家を建てる目的としなければいけません。

でも実際、家づくりが始まると、何とかいい家にしようと努力します。

建物ばかりに意識が向き、楽しく暮らすということが横に追いやられているんです。

家づくりが進めば進むほど、建物の話になっていきます。

建物ばかりに意識が向き、楽しく暮らすということが横に追いやられている。

それは、家を建てる業者さんもそうです。

業者側も、ほとんど建物の話しかしません。

いかに良い建物にするか。

いかに長持ちする家にするか。

彼らは、そういうことには確かに長けています。

しかし、新築したからといって夢の生活が始まるわけではありません。

ごく当たり前の日常生活を送ることになります。

その日常生活で、どういう生活を送ることが自分にとって一番いいのか?

それは、それぞれの家庭によって価値基準によって違います。

ですから、『自分が生活を楽しむためにはどういう家にすべきか』という観点で考えてください。

本来、家を建てることは手段のはず。

しかし、建物が目的になってしまっているんですね。

目的を間違えないこと、それが一番大切な点です。

例えば、設備を決めるとき、その設備を入れることによって更に楽しい生活ができるのか?

全て何かを決める時には必ず、自分達の生活がより楽しくなるかどうか?

そういう判断基準で考えると、建物に焦点が合わずにすみます。

ぜひ、生活に焦点を合わせた家づくりをしてくださいね。

家は新しくなったのに、家族がバラバラ。

残念ながら、そういう家庭が多く見られます。

それは特に、狭いアパート住まいの方に多いみたいですね。

なぜだと思いますか?

新しい家で、楽しい生活が始まるはずなのに、どうしてでしょう?

それは、新築の家はアパートより広くなるからです。

当然、部屋も増えるし、広くなります。

すると、快適になり家族それぞれが自分の部屋にとじこもるようになります。

そして、家族のコミュニケーションが減ってきます。

家族が同居人になってしまうと言う問題が起きています。

アパート住まいの時は、部屋数が少ないので、どうしても1つの部屋にいる事になります。

その時は、家族がリビングダイニングで、一緒にだんらんを楽しんでいたはずです。

つづく・・・