今日の南日本新聞にとても面白い新聞が入っていました。
「幕末新聞」 幕末好きのわたしには興味をそそられる響きです。
強硬な、米国ハリス日本総領事が日本と結んだ、日米修好通商条約後の棚上げされていた「兵庫開港」へ向けての動きが書かれております。今から約150年前。日本にとっては半ば圧力で押し切られてしまった感のある不平等条約。なんだか現在のアメリカと日本を見ているようだと感じるのは、わたしだけでしょうか?
よく「経済や歴史は70年周期で動いている」という話しを聞きます。今の世界経済も約70年前の世界大恐慌のあった頃の状況に似ていますし、政治の世界でもグローバルに疲弊した中、ポピュリズムの台頭で保護主義に突き進んでいったヒットラードイツのように、現在トランプアメリカを中心に反グローバルが広がりを見せています。丁度終戦のさらに70数年前、日本に開国を求め、2国間で不平等条約を結ばされたように、現在のトランプアメリカは突き進んできそうな気配がします。
世界にも、日本にも、個人にも、バイオリズムというものがあり、良い時もあれば悪い時もあります。大事なのは悪い時に経験した出来事を深く反省して検証して、2度と同じ過ちを犯さないようにすることであります。経済や歴史が70年周期で教えてくれるものをしっかりと学び直して、これからの政治の在り方、経済の進め方を日本国民ひとりひとりが肝に銘じて、実践していかなければならないなあ~と、この記事を眺めながらひとり思うことでした。
日新公や島津義久・義弘公ゆかりの大汝牟遅神社
吹上で打合せがあった帰り、一度行ってみたいと思っていた大汝牟遅神社に寄ってみました。実は昔母方の伯母から、母方の先祖は伊作の宮内にある神社の神主だったのですよ!とよく聞かされていたのですが、一度も行ったことがありませんでした。丁度昨日母の誕生日だったこともあり、ふと思い立ってお参りに来たのですが、伊作島津の総鎮守で、そのそうそうたるメンバーを見て、「えっこんなに有名な神社だったんだ!」とびっくりした次第です。こんなことならもっと早くお参りにくればよかったと、とても現金なわたしでした(笑)
せっかく吹上に来たことだし、18時も過ぎているので・・・吹上温泉に入って帰ろうということに!!
今回初めて吹上温泉郷の西郷どんが好んで入ったと云われる「中島温泉旅館」に浸かってきました。
湯船はふたつありましたが、どちらもちょー熱い!!左側の湯船に足を入れたらあまりの熱さにジンジンしてきて、10秒もいられませんでした。足真っ赤!!右側の湯船はなんとか入れましたが、大量の汗を搔きました。浴室から上がっても汗が一向に引きません。でも泉質は最高でした。よく西郷どんが入った温泉と聞いた所へは行きましたが、共通することは、「硫黄泉である。鄙びた場所である。そしてたいへん熱い湯。」でした。なんだか西郷どんの人柄を感じることができたような気がしました・・・今日はとても癒されました。
今日もいい1日でした ありがとうございます。
【建物本体以外にかかる費用です】
前回は、建物本体以外にかかる費用の話でした。
今日は、その続きです。
実際にかかる費用はハウスメーカーと言われるところで、建物本体価格が全体の75%ぐらい。
ですから、余分に25%みておかないと、実際には生活できません。
そして、地元の工務店が大体85%。
だから、余分にかかる費用は15%でいいわけです。
それから、坪25万円とか言ってるところは、本体価格の割合が非常に低いんです。
約65%ですから、35%余分にみておかないといけません。
実際、坪25万円でも、最終的には坪40万円になっています。
それは、本体価格の中には最低限のものしか含まれてないからです。
最低限のものとは、例えばキッチンやバスタブが付いてなくても、家としての許可はおります。
極端な例ですが、何にもない状態でも坪単価を言えるんです。
本体価格の中に含まれれいるものが違っているそれぞれを、同じ土俵で比べられないんです。
単純に坪単価だけで判断すると、総額で高くなる場合が多いです。
もし、金額で比べるのであれば、「住める状態にしていくらですか?」と聞いてください。
ざっくり、本体価格の割合は、ローコスト65、ハウスメーカー75、工務店85と覚えてください。
それから、建物本体以外にかかると言えば、税金ですね。
これには、ローンの手続きも含めて約100万円ぐらい必要です。
多くの人は、坪単価に坪数をかけて、建築費を計算します。
それで、実際より安く見積もります。
しかし、約400~500万円は余分にかかります。
坪数×坪単価に400~500万円を足したものが建築予算です。
だから、本体価格以外の費用を見てないと資金が足りなくなってくるわけですね。
さて、これで資金計画の話は終わりです。
次回からは、住まいづくりで失敗しないための秘訣についてお話します。
つづく・・・