思いの強さに救われる・・・

夜中に帰って眠かったのですが、何気にテレビをつけてNHKを観たら、「逆転人生」という番組がやっていまして、また何気にボーと眺めておりましたら、余りに壮絶であったので、真剣に見入ってしまいました・・・

その内容は、熟練登山家に語り継がれる山岳遭難からの生還劇。山登り中に崖から落ちたサラリーマンが大量出血。食料なし。孤独な山中での14日間を過ごし奇跡的に救われたお話しでした。

秩父 両神山

30歳の登山歴1年未満のサラリーマン多田純一さんが、仕事に疲れ、恋人ともままならずの状態で、気分転換のつもりで登った秩父の両神山。持ち物は少々の雨玉と昼食のおにぎりで、日帰りの軽装で登り、途中道を間違えて、その後道に迷い、バスの時間も近づき下山を焦って崖から転落。左足首を開放骨折してしまい、動けなくなりました。携帯は圏外。登山届も出しておらず、家族にも秩父の百名山を登ってくるとしか告げていないという、ないないづくしの状態でした。夜になっても帰ってこず連絡も取れないことから、ご家族が警察に届けるも秩父方面の百名山は「甲武信岳」「両神山」「雲取山」と3山あるため、時間がかかり、捜索は難航しました・・・

2日3日と時は過ぎ、幸い沢に落ちたので水分は取れましたが、食糧がないためミミズや蟻を食べることしかできず、開放骨折部分は止血のため焼きナイフを当てるなど、映画「ランボー」さながらの状況下の純一さん。左足首にビニールを捲いていたため皮膚がじゅくじゅくになり、しまいには蛆が発生するような状態にまでなっていました・・・

まったく手がかりのない中、母は執念で個人的に純一さんを載せた捜索チラシを作り、秩父のあるファミレスで純一さんを見かけたという店員さんを見つけ、それを手掛かりに登った山を「両神山」と特定します。それからは埼玉県警山岳救助隊の粘りに委ねるしかありません・・・

両神山の滝

純一さんは、もしかしたら下流で拾ってくれる人がいるかもしれないと、ビニール袋に包んだ免許証や保険証を沢に流します。しかし時は過ぎていきます・・・山の遭難事故での生存率は日を追うごとに下がっていきますが、7日を過ぎるとほぼ生存率がゼロになってしまうそうです。純一さんが沢に落ちて10日以上過ぎています・・・純一さんは意識が朦朧とする中、土砂降りによる沢の増水で、一度溺れかけ意識を取り戻しますが、その時ナイフ等の道具が入っているリュックサックが流されてしまいます。もう今度こそ絶体絶命だと諦めかけた時、「奇跡」が訪れました!!遭難14日目についに発見されたのでした。沢の下流を捜索していた埼玉県警山岳救助隊がそのリュックを見つけて、沢に沿って上流まで遡ってくださったのです・・・本当に奇跡の生還です。私も登山をやっておりましたので知っておりますが、ベテランの登山家でも2週間後に無事見つけ出されるというのは聞いたことがありません。それも登山のプロでもない普通の人が・・・

自分に置き換えた時、果たして生きていられたであろうか?多田純一さんは言います・・・自分は今までなにもしてきていない。仕事にしても、結婚にしても、また両親にも。このまま死ぬわけにはいかない!!そんな思いを持ち続けていたと・・・純一さんの執念、そして母の執念と山岳救助隊の執念が実を結んだ「奇跡の生還劇」でありました。私はこれを観てしばらく眠れませんでした・・・

純一さんは今、周りの方々に生かされていることに感謝されています。私達は、一人で生きていないということを、このお話しからも感じます。世の中に活かし活かされて、生きています。「おかげさま」で生きていますので、ひとりでも多くの方のお役に立つように生きよう!!と改めて思うことができました。   良い番組を観る事が出来て良かったです ありがとうございます!!

 

この記事を書いた人

前田 浩之
演劇と音楽が好きで、現在ゴルフ修行中です。
日常の些細な出来事の中から、少しでも良いことを見つけて書き記すことができたらと思っております。

“思いの強さに救われる・・・” への2件の返信

  1. おはようございますo(゚∀゚)o
    いつもいつも素晴らしい文章でとてもとても感心しつつ、今日はコメントしてみたくなりました。。

    朝からゾクッとする話…
    いい意味のゾクッ…ですよ。。

    1. 里美さんご無沙汰しております。
      ブログを読んでいただきありがとうございます!!
      コメントとてもうれしいです。たいへん励みになります。
      頑張ってつづけたいと思いますので、よろしくお願いします!!

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