机にたまっているものを整理していたら、贈呈で送られてきていた11月号の新建ハウジングが出てきてなにげなく開いたら、ジャパネットたかた前社長の高田 明さんのインタビュー記事がありました。トップに必要なのは「夢を語ること」 とても気になり読んでみました。・・・
大切なのは、どう伝えるか!
工務店さんの持つ技術や良いものが消費者にきちんと伝わっていなくて、宣伝媒体を駆使する大手ハウスメーカーに押されがちな現実は分かりますが、われわれも大きな量販店さんたちを相手に競ってきました。そんな中オリジナリティーを磨きながら、伝えることに最も重きを置いて勝負してきたのがジャパネットたかたです。工務店さんたちも培ってきた技術をはじめ素晴らしい個性(オリジナリティー)を持っていますので、ぜひ伝え方についてじっくり考えてほしいですね・・・
確かにわれわれ地元工務店も、大手には負けないという技術とプライドを持っています。ただそれをいかに皆さんに理解してもらえるかということがわからないというか、勉強が足りないというか、苦手だという言葉で濁してやっていなかったのが現状だと思います。トップセールスで築きあげてきた高田前社長ならではのお言葉です。
伝え方で最も大切なのは情熱です!
情熱を持って、やり続ける(訴え続ける)ことが大事です。良いものをつくっても情熱がなければ伝わりません。その情熱は、お客様の立場になれば自然に生まれてくるはずです。売上や利益だけでは本当の満足感や喜びは得られません。買った人、使った人の喜びが戻ってくるからこそ商売は楽しいのです。これは家づくりでも同じではないでしょうか・・・
本当にその通りです。わたしたちの仕事も売上があがったから、儲けたから楽しいわけではありません。建ててくださったお客様から、何年経っても家が快適ですよ!とか何年経っても自分の家が一番です。ありがとう!と言っていただき、満足感や喜びを得られていなければ今までやってこれていないと思います。わたしたちの存続は、お客様の喜びの上に成り立っているといっても過言ではありません。
忘れてはいけないものはミッション(理念)
上に立つ人に一番大切なものは夢を語ること。夢を語らなければ生きがいを感じる職場環境をつくることはできません。忘れてはいけないのはミッションです。なぜ住宅産業に携わっているのか。人の幸せに直結する衣食住の一端を支えているという使命感を持ちながら夢を語り、人の幸せのために新しい発想の転換をしてください・・・
肝に銘じます。高田 明さん、貴重なお話しありがとうございました。
たまたま見つけたインタビュー記事で、こんなに幸せな気持ちになるなんて、今日もラッキーな1日でした。また、昨年の6月に提出していて、今までうんともすんともいってこなかった補助金申請が、受理したという知らせが今日届いていました。これまたラッキーでした!!
今日もいい1日でした ありがとうございます。
【住宅ローンの続きです】
前回は住宅ローンの金利と返済期間で総支払額が何百万円も違ってくる話でしたね。
今日は、その続きです。
2,000万円のお金を借りて返済期間が30年でも金利4%だと3,400万円になります。
ですから、返済期間と金利を充分に検討してくださいね。
そうすれば、正しい判断が下せます。
さて、住宅ローンを組む場合に気をつけて欲しいことが2つあります。
1つ目は、業者任せにしないということ。
その業者の1つは、ハウスメーカーや住宅メーカーのことです。
業者は沢山借りてくれた方が、予算のウエイトを建物にかけれるので、少しでも多く借りられる努力をします。
こういう仕様にしたら、割り増しで余分に借りられますと。
高耐震、高耐久、省エネとか。
そういう、色んなのありますよね。
でも、借りたら利子をつけて払わないといけません。
ですから、業者任せにしないでくださいね。
それから、もう1つの業者。
それは金融機関です。
金融機関は、お金を貸して利息をもらって会社を運営しています。
貸せば貸すほど儲かるわけです。
だから、条件さえ整えば貸してくれます。
と言うよりも返済が確実に取れるという担保があればいくらでも貸してくれます。
貸したお金を確実に回収するために、命を担保にとりますよね。
ようするに、生命保険に入らないと借りられません。
こんなの日本だけです。
本当にひどい話です。
次に、2つ目の注意点です。
借りる額は少なく、金利は低いものを、返済期間は短い方が良いです。
欲張った無理なプランを立てなければそれができます。
誰だって、家は大きくて豪華な方が良いわけです。
でもそのために、毎日の生活がひもじいものになったのでは楽しくありません。
毎日の生活を楽しむための家、それを忘れないでくださいね。
安全な予算を組むには、将来に渡るライフプランを立てる必要があります。
将来どれだけの収入があり、出費はいくらか?
それを、年度毎に書き出してください。
そうすれば、その年の収支のバランスがどうかがわかります。
もし、マイナスになるなら、その年は資金ショートするわけです。
それらを全部書き出した上で、安全な予算を組んでください。
つづく・・・
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