先祖を大切にしよう、その家は栄える・・・親と子と孫と祖父母とご祖先とは「命(いのち)の樹(き)」
私の日課は、朝仕事前に、会社内にあるお墓の清掃と水換えです。お線香を立てて「ご先祖様への感謝と、社内及び弊社と関わりのある全ての方々の、健康と安全と繁栄」を祈り、それから仕事に取り掛かります。
ご先祖様がいらっしゃらなかったら、今の私は存在しません。自分から30代遡れば、21億4700万人のご先祖様がいて、私たちはそのDNAを脈々と受け継いで、今を生かされているのだと考えれば、感謝以外の言葉は見当たりませんがいかがでしょうか?
こんな話がありました・・・
ある小学生の子供が学校では落ち着きがなく、他の子をいじめたり、家では親のお金を盗んだりと、学校でも家でも手を焼いていた子供に対して、その学校の校長先生が、信仰深い保護者会長にどうしたら良いか相談されたそうです。その保護者会長は、その子供に「毎朝、自宅の家の仏壇に、お線香をあげなさい」と話したそうです。それを聞いてその子は、素直に毎朝お線香をあげたそうです。その結果、いつの間にかいじめをしなくなり、家のお金を盗むこともなくなり、落ち着いた子供さんになったとのことです・・・
元々が素直な良い子供さんであったのですが、やはり仏壇に相対して、お線香をあげることで、ご先祖様の存在というものが、また見えないものに見られているということが自然と感じられるようになったのかもしれませんね。先祖は根、父母は幹、私たちは枝葉ということをしっかり理解して、これからもご先祖や両親を大切にし、感謝しながら生活しようと思います。 ありがとうございます!!
【 返済のために生きる? 】
先日、久しぶりに会った知人が
「もうすぐ結婚する長男が、結婚式の資金援助をしてくれと言うんだ。
だけど、末っ子の教育費を払ったばかりで貯金がなくてね。
断ったら長男に色々言われてつらかったよ・・・」
ため息をついていました。
知人は、定年を迎えるまであとわずか。
その間に住宅ローンを全て返済するのは難しいと考えています。
家を建てた頃は、繰り上げ返済で50歳までに完済する計画でした。
本人としては、決して無理な額を借りたという意識はなかったのです。
ところが、長引く不況で昇給やボーナスが減額されたり、長期に渡る両親の介護
のために奥さんがパートを辞めたり・・・。
介護を終えた奥さんは、ひざや腰を痛めて再就職ができない状態です。
そんなことが重なり、収入が当初の計画より大幅に減ってしまいました。
住宅ローンの返済は長期間。
その間には、本当にいろいろなことがあります。
ですから住宅ローンの借入額を決める時は、とにかく慎重に考えてください。
・今の生活水準を落とさない
・教育費・老後の資金・メンテナンス費用の積み立てを優先する
という2点を考えると、毎月住宅ローンの支払いに回せる金額はおのずと決まっ
てきます。後は、安定した給与収入がある期間を割り出せば、無理なく返済でき
る額が見えてくるはずです。
せっかく家族で幸せになるために家を建てるのですから、返済に追われて日々の
生活を楽しめなくなるのはイヤですよね。
それに、子どもの就職、結婚、孫の誕生など、幸せな出来事があれば、親として
お祝いしてあげたいものです。
そのためには、無理なく返済できる額を見極めたいものです。