2月末から始まった職人起業塾も第13講義に入りました!!少し振り返ってみたいと思います・・・
第1回目の講義。皆緊張のせいか、声も小さく、発表もぎこちありませんでした。自分で考えろといわれても何を考えていいのかわからなかったり、慌てたりで、ほどんどの塾生が消極的な態度でした・・・
前に立つとあがってしまい、声も小さく聞き取れなかったり、話しがまとまらなかったり・・・
慣れない場所で、素早くまとめて、みんなの前での発表する。みなさんこんな機会がなければ、きっとやらなかったかもしれません。初めての事ややりたくない事を体験すると人は何倍も生長します。彼らの今後の人生にとってはとても素晴らしい経験です!!
コーチングしながら、塾生たちの良さを引き出してくれる高橋塾長。皆が信頼していろんな相談を持ちかけていきます。今までの講義には、接遇あり、記憶術あり、セルフマネージメントのリーダー研修ありと盛りだくさんで、ここまで充実したカリキュラムは他にはないと思います。塾生たちはほんとうに恵まれています。私もしっかり恩恵をいただきました!!(笑)
今回の発表姿です。3名ともとても凛々しくなってきました。講義の時だけではなく、普段の仕事でもすごく頼もしくなっていますし、はっきり意見をいってくれるようになりました。彼らは一歩づつ目に見えて生長しています。必ずこれから率先して皆をひっぱっていってくれると思います。今回の講義をオブザーバーとして後ろから拝見しながら、そう感じることでした。講義も残り2回、気を抜かずに全力で取り組んでいただきたいです ありがとうございます!!
【 『良い家』って? 】
先日、新聞の片隅に
「600万円で家を建てます」
という小さな広告が載っていました。
みなさんも、そういった広告を見たことがあるかもしれませんね。
そんな時、あなたはどう感じるのでしょう。
「安いな~、一度訪ねてみようか」
と関心を示しますか?
それとも、
「なぜこんな低価格でできるんだ?」
と不審に思いますか?
ちなみに、私はそんな広告を見ると、つい怒りを感じてしまいます。
それは、あなたに家づくりを他の買い物と同じ感覚で
考えてほしくないからです。
金額を基準に考えられるほど、家づくりは単純なものではありません。
金額優先の家づくりで失敗した事例なんて、いくらでもありますからね。
以前から何度かお話ししていますが、家はいくらでも安く建てられます。
材料の質を落とす、間取りを簡素化する、広さを抑える・・・。
いろんな方法があります。
ただ、金額にこだわってそんな家を得るのなら、
そのリスクも理解しておかないといけません。
さてみなさんは、どんなリスクを想像しますか?
短命、低い性能、結露、シックハウス、アフターサービスの悪さ・・・
まだまだありそうですね。
ところで、良い家を安く建てたいという声をよく耳にしますが、
そもそも、あなたにとって良い家とはどんな家なんでしょう。
性能、デザイン、安さ、利便性、快適性など、家に求めるものは、
施主によって違います。
自分にとっての良い家とは何なのか、ちょっと立ち止まって考えてみませんか。